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在日韓国人実業家、釜山市に20億ウォン寄託

 年配の在日韓国人実業家が、釜山市に対し老人福祉施設建設のため20億ウォン(約2億2700万円)を寄託した。

 釜山市が17日に明らかにしたところによれば、「京都府所在の洛西建設工業(株)の金慶憲(キム・ギョンホン)会長(81)が、“老人福祉施設の建設に使ってほしい”と20億ウォンを寄託し、18日に寄託証書を渡す」という。金会長は釜山出身で、1931年に日本へ渡り、一代で企業を興した事業家。2000年11月には釜山大に5億ウォン(約5600万円)を寄託、老人大学「慶憲シルバーアカデミー」の建設・運営を委ねている。無料で運営されている「慶憲シルバーアカデミー」は、現在までに900人余りの卒業生を送り出し、地域の代表的な老人教育機関となっている。

釜山=パク・ジュヨン記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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