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【社会】

被害者方の粘着テープ使う 場当たり的な犯行か

2008年1月17日 23時15分

 大阪府守口市の民家で無職山中いづみさん(22)の長男礼弥ちゃん(生後18日)が殺害され、現金が奪われた事件で、犯行に使われた粘着テープは山中さん方のものだったことが17日、守口署捜査本部の調べで分かった。

 山中さん方が1階を中心に物色されていたことも判明。捜査本部は場当たり的な犯行だった可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。

 山中さんの捜査本部への説明によると、16日午後6時45分ごろ男が侵入、礼弥ちゃんの鼻と口に粘着テープを張った。山中さんの口もテープでふさいで両手を縛り、冷蔵庫の扉に上半身を張り付けた。捜査本部がテープを調べた結果、山中さん宅のものと分かった。

 司法解剖の結果、礼弥ちゃんの死因は窒息死と判明。16日午後7時から午後8時ごろ死亡したとみられる。

(共同)
 

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