Microsoft Windows Vista上で、Windows Vistaからサポートされた「TCP受信ウィンドウの自動チューニング機能」が有効 (初期設定で有効) であり、かつウイルスバスター2007、および2008の以下の機能のいずれか、または複数の機能が有効である場合に、一部のウェブサイトが正しく表示できないことがあります。
【確認している本現象が発生するウェブサイト】
・一部の公衆無線LANサービスのログインページ
【ウイルスバスター2007機能】
・URLフィルタ
・フィッシングチェッカー
・個人情報の保護
【ウイルスバスター2008機能】
・URLフィルタ
・フィッシング詐欺対策
・個人情報の保護
本現象が発生した場合、以下のいずれかの回避方法を実施し、現象が回避するかをご確認ください。
【回避方法1】
以下のMicrosoft社より公開されている技術情報をご確認ください。
ご参考:Microsoft サポート技術情報
※Microsoft サポート技術情報の概要
・回避策
1. スタートボタンをクリックし、[すべてのプログラム]から[アクセサリ]を選択します
2. [コマンドプロンプト]を右クリックし、[管理者として実行]を選択します
(続いて「ユーザアカウント制御」の画面が表示された場合は、[ 続行] をクリックします)
3. コマンドプロンプトの画面が表示されたら、以下のコマンドを入力し、エンターキーを押します
netsh interface tcp set global autotuninglevel=highlyrestricted
【回避方法2】
以下のファイルを用いることで、回避方法1で記載されているコマンドを手動で入力することなく設定を変更することが可能です。
set_autotuninglevel.bat
・適用手順
1. 上記のリンクから set_autotuninglevel.bat をダウンロードします
2. 手順1でダウンロードしたファイルを右クリックし、[管理者として実行]を選択します
(続いて「ユーザアカウント制御」の画面が表示された場合は、[ 続行] をクリックします)
3. 画面が自動で表示されますので、画面に表示される案内に従って操作してください
【回避方法3】
本現象が発生するウェブサイトを閲覧する際に、一時的にウイルスバスター2007、または2008の以下の機能をすべて無効に設定することで回避する場合があります。
■ウイルスバスター2007の場合
・URLフィルタ
・フィッシングチェッカー
・個人情報の保護
参考:
「URLフィルタ」機能を有効/無効にするには
「フィッシングチェッカー」を有効/無効にするには
「個人情報の保護」機能を有効/無効にするには
■ウイルスバスター2008の場合
・URLフィルタ
・フィッシング詐欺対策
・個人情報の保護
参考:
「URLフィルタ」機能を有効/無効にするには
「フィッシング詐欺対策」機能を有効/無効にするには
「個人情報の保護」機能を有効/無効にするには