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舛添厚労相(右)に国の支援を求める戸塚(左から3人目)、原田(左から4人目)両市長=厚労省 |
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公立病院の統合協議を進めている掛川市の戸塚進也市長と袋井市の原田英之市長が17日、厚生労働省で舛添要一厚労相と会談した。国の財政的な支援について、舛添厚労相は「現行制度で支援するとともに、公立病院の統合に対する新しい制度創設も考えたい」と理解を示したという。 中東遠地域が医師不足などから地域医療が支えられない状況を説明。病院統合実現は今後の自治体病院再編などのモデルケースになるとし、財政的な支援や情報提供、医師確保などを求めた、という。 戸塚、原田両市長は「(舛添厚労相との会談で)全国初の市立病院同士の統合実現に向けた期待を感じた。今回は総論的な要望で、建設計画が出てくれば、具体的な仕組みづくりについて国の対応を求めたい」と語り、文部科学相や財務相らにも要望する予定という。 また、掛川市議会の鳥井昌彦議長と袋井市議会の杉井征夫議長らも参加し、柳沢伯夫元厚労相(自民、静岡3区)ら関係する県内選出国会議員らと面談。医師養成数増員の支援などについても要望した。 |