田畑祐一アナから見た前田有紀アナは?
いつも元気に画面の中を縦横無尽にはしゃぎまわる。
およそ普通のアナウンサー像とはかけ離れたキャラクターの前田有紀。
入社試験の時に面接担当だった私は
「この子がもし、間違って、万が一にも、奇跡的に、アナウンサーとして入ってきたら、
どうやって育てたら良いんだろう???」と恐れおののいたものでした。
が、しかし、世の中何が幸いするかわかりません。
このあまりにも突き抜けた明るさは、
多少の(いや、かなりの)アナウンサーとしての力不足を覆い隠してしまい、
その無邪気さや純真さは、
仕事に疲れたオジサマ達を、否応無しに「ゆきたんワールド」という異次元に誘い込み、
その天然で何の下心も無いボケは、
共演者にこの上ない突っ込みのチャンスを与えてくれるのです。
本人はすでに立派なオトナで、立派なアナウンサーだと思っているようですが、
はっきり言ってまだまだです。
今は天賦の才だけで勝負している状態ですから、
これからが本当のアナウンサーとしての能力を問われる時ですよ。
普段のおしゃべりで私を驚かせてオクレ。(笑)
(2006年3月)