KCT NEWS
最新ニュースインデックス

[2008年1月17日(木)の KCT TVニュースから]

防災とボランティア週間啓発展(倉敷市)

阪神淡路大震災から丸13年を迎えた17日は、防災とボランティアの日です。倉敷市役所では市民に災害への備えを促すため、市内の防災の現状を紹介する展示が開催されています。
倉敷市役所1階では平成16年に相次いで襲来した台風による被害の写真などが展示されています。また倉敷市が整備を進める緊急情報提供無線システムについても紹介されています。災害発生時に学校や公民館に取り付けられたスピーカーから避難情報などが聞こえるというもので、光ケーブル網や無線LANを活用した全国初のシステムです。このほか市内で活動する災害ボランティアグループの活動の写真や緊急告知FMラジオなども紹介されており、災害への備えの大切さを市民に訴えています。展示は21日まで行われています。

国内観光活性化フォーラム(倉敷市)

全国の観光関係者が集い、観光の活性化を図る「国内観光活性化フォーラム」が倉敷市内で始まりました。
これは全国旅行業協会が毎年開催しているもので、今回で5回目となります。フォーラムには全国各地の観光関係者およそ1500人が参加。2日間の日程でシンポジウムや交流会、現地視察などが行われます。初日の17日は開会の挨拶があったあと、さっそく基調講演が実施されました。その中で国土交通省交通事業課長の花角英世さんが「滞在してもらうためにはホテルや旅館が魅力づけをすることが大切」としてタクシーや土産物に使用できる地域通貨の取り組みなどを紹介。そのような取り組みを国が支援していることを説明しました。現在旅行業者では団体旅行の低迷により、ニーズに応えた魅力ある旅行商品の造成や着地型旅行を推進しています。フォーラム2日目の18日は御座舟による瀬戸内海の遊覧や水島・児島地区の産業視察などが実施されます。

国際競争力の強化を 水島工業地帯産学官懇談会(倉敷市)

水島コンビナートの発展戦略などについて話し合う産・学・官のトップ懇談会が行われました。
この懇談会は、水島工業地帯の発展と県内産業の活性化を目的に平成13年から開かれているもので、水島コンビナートに関係する産・学・官の代表者18人が出席しました。会では、昨年11月に下部組織の検討委員会が策定した「国際競争力強化ビジョン」の説明が行われ、今後、水島工業地帯をアジア有数の競争力を持つコンビナートにしていくことを産・学・官での共通認識として持つことを確認しました。これを受けて出席者からはさらなる競争力をつけるための案として、「今以上の大型タンカー着岸可能な港湾整備の推進」や、将来的に労働人口の減少が予想されていることから、「外国人労働者の受け入れ」を求める声が上がりました。現在の水島コンビナートは、中国をはじめとする東アジアからの需要が大きく占め、製造出荷額が平成12年から伸びに転じ、平成18年の県の工業統計速報値では4兆3千億円を超え、過去最高となっています。その一方で、東アジア各地のコンビナートでも今後一層の発展が予想され、こうした海外との競争が一層激しくなる見込みです。

女性フットサル教室(玉野市)

女性を対象にしたフットサル教室が、16日、玉野市内で開かれました。
この教室は、スポーツ経験の浅い女性が気軽に参加できるスポーツの環境を整えようと、玉野市スポーツ振興財団が4年前から開いているものです。今年度の冬季1回目となった16日の練習には、玉野市内を中心に高校生から30代の女性13人が参加しました。フットサルは1チーム5人で行うミニサッカーで、誰でも気軽にできるスポーツとして全国的に人気を集めています。指導には、玉野市内で活動するサッカーチームのコーチらがあたり、パスやドリブルといった基本的なボールの扱い方をはじめ、フェイントを織り交ぜたシュート練習、ミニゲームなどが行われました。参加者は、「頭を上げて、目線を遠くに」などのアドバイスを受けながら、練習に取り組み、心地よい汗を流していました。なお、この女性フットサル教室では、参加者を募集しています。詳しくは、【玉野市スポーツ振興財団 0863‐32‐3709】までお問い合わせください。

人権教育研究発表会(玉野市)

玉野市で学校教師を対象にした人権教育研究発表会が開催され障害者とともに生きる学校教育のあり方などを学びました。
玉野市人権教育研究発表会には、市内の幼稚園から小・中・高校までの教師などおよそ60人が出席しました。講演会では聴覚障害者で現在、岡山大学の事務職員として勤務している居安裕美さんを講師に迎えました。居安さんは生まれながらに聴覚に障害をもっており小学校時代などに様々な特別扱いを受けた体験を語りました。居安さんは小学校の音楽演奏会の時に耳が聞こえないという理由から特別扱いを受けたことやテストで良い点数をとった時にクラスメイトから「障害を持っていても頭がいいのね」と言われたことに大変傷ついたことを話し、障害者が出す「助けて」のサインを教育現場で見逃さないよう出席した教師に呼びかけていました。

(最終更新 01/17-19:00)

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