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「謝罪、反省求めない」対日関係で李明博・韓国次期大統領 (2/2ページ)
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また、李次期大統領が強調する「実用主義外交」と対日外交との関係については「形式的なことはやめ、実質的にうまくやろうということだ」と述べ、「日韓関係は今後、未来志向的に進めなければならない。日韓関係をよい関係にすることは朝鮮半島だけでなく東北アジアの平和にもプラスすると考える」とし、未来志向を強調した。
李次期大統領が、日韓関係でいつも問題になってきた「過去問題」に触れたのは初めて。発言は日本にも注文をつけた形にはなっているが、それよりも「自分としては」との言い方で、新政権として過去問題にはこだわらないとの基本的姿勢を明らかにしたものとみていい。
一方、今後の対日外交日程については、具体的に触れなかったが、首脳が相互訪問し合う「日韓シャトル外交」については「福田首相に電話で提案しそうしようと話し合った」と述べ、復活の方向を確認した。大統領就任式(2月25日)での福田首相の訪韓は確実視されているが、李大統領の初訪日については3月以降、訪米の帰途、日本に立ち寄る案が双方で検討されている。