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新潟市中央区などで最深積雪
冬型の気圧配置が強まった県内は16日午前、各地で雪が降り、新潟市(中央区)は3センチと今冬の最深積雪を観測した。中越、下越地域の一部では今冬一の冷え込みとなり、交通機関にも影響が出た。
同市江南区のJR亀田駅前には、5センチほどの雪が積もり、通勤の車が渋滞。歩道では歩行者が、転ばないよう慎重に歩いていた。
新潟地方気象台によると、積雪は同日午前11時までに関川村(下関)で17センチ、佐渡市(相川)で5センチを観測し、いずれも今冬で最も深くなった。最低気温を更新したのは、関川村(同)の氷点下3・6度、長岡市(寺泊)の同1・4度だった。
JRは同日午前6時すぎ、長岡駅構内のポイントに氷が挟まり、新潟発東京行きの上越新幹線二本が最大21分遅れ、約200人に影響が出た。
佐渡汽船はしけのため、寺泊―赤泊間の高速船1便を欠航、午後の1便も欠航を決めた。日本航空は新潟空港の除雪作業のため新潟―伊丹間で2便、旭伸航空は新潟―佐渡間で2便を欠航した。
同気象台によると、同日はさらに冬型の気圧配置が強まり、県内全域で雪が降る。17日午前9時までの24時間降雪量は、山沿いで最大60センチ、平野部で同40センチとなる見込み。
新潟日報2008年1月16日
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