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大都市圏で初、大阪府ドクターヘリの運航開始式

 災害や事故時、救命医療を施しながら負傷者らを搬送する大阪府のドクターヘリ=写真=の運航開始式が15日、大阪大医学部付属病院(吹田市)で行われた。全国13機目で大都市圏での導入は初めて。17日に配備される。人工呼吸器や心電図モニターなどを搭載したヘリは通常、同病院で待機し、緊急時には、医師7人と看護師9人が交代で乗り込んで出動。負傷者らを同病院を含む18の救命救急病院に搬送する。運航は毎日午前8時30分から日没まで。

 負傷者らをヘリに乗せる中継拠点となる公園や学校など府内約220地点への到着時間は25分以内で、治療の時間が大幅に早まる。

 式典後、試験飛行が披露され、林紀夫・同病院長は「搬送時間は短くなるが、病院の受け入れ態勢も重要」と気を引き締めていた。

2008年1月16日  読売新聞)

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