13日午前9時55分ごろ、大阪市北区の大阪地裁502号法廷で、傷害と器物損壊の罪に問われた無職文正博被告(43)が懲役4年(求刑懲役6年)の実刑判決を言い渡された直後、立ち会っていた大阪地検の男性検察官に襲いかかり、けるなどの暴行を加えた。検察官は軽傷という。
被告は間もなく付き添いの刑務官2人に取り押さえられ、裁判官の退廷命令で拘置所に移送された。同地裁などによると、文被告は警察署内の留置場で別の容疑者を殴ったなどとして起訴された。判決公判は午前9時50分に開始。被告は手錠を外され証言台の前に立っていたが、裁判官が判決主文を読み上げると、突然、検察官の机の上に飛び乗り、暴行を加えたという。
[2006/1/13/21:09]