石川・元美川消防署長懲戒処分取り消し提訴 (16日)

遅刻や勤務中の仮眠を理由に懲戒処分を受けた元美川消防署長が、処分の取り消しを求めて提訴しました。訴えたのは、白山石川広域事務組合美川消防署の署長だった60歳の男性です。訴状などによりますと去年3月、当時署長だった男性の遅刻や仮眠を批判する告発文が白山市に届きました。このため事務組合が去年3月、停職2ヵ月の処分を下し、男性は依願退職しました。しかし、元署長は「遅刻の事実はなく、勤務中の仮眠も体調が悪かったためで、職務違反はなかった」として去年12月、処分の取り消しを求めて提訴しました。白山石川広域組合では「元署長の規律違反は事実と考えており、適正な処分だった」としています。 (16:06)