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調査捕鯨船妨害、活動家に「天ぷら」のもてなし

  • 2008年01月17日 20:15 発信地:東京
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2008年1月15日、南極海の日本の調査捕鯨船、第2勇新丸(Yushin Maru No 2)の甲板に侵入し拘束された、米国の環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd)」のメンバーでオーストラリア人のベンジャミン・ポッツ(Benjamin Potts)さん(右から2人目)と英国人のジャイルズ・レーン(Giles Lane)さん(左から5人目)。(c)AFP/SEA SHEPHERD CONSERVATION SOCIETY

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【1月17日 AFP】南極海で日本の調査捕鯨船の活動を妨害したとして環境保護活動家2人が拘束されている問題で、日本政府関係者は17日、2人は捕鯨船内で丁重な扱いを受けていると説明した。

 米国の環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd)」に所属する活動家2人の拘束をめぐって同団体は、調査捕鯨活動の妨害行為を阻止しようと日本が2人を人質にとっているとして、日本政府を非難した。

 これに対し、日本側は2人は「招かれざる客」であるとして「シー・シェパード」の主張に真っ向から反論している。

 水産庁資源管理部遠洋課の増田健二(Kenji Masuda)氏がAFPに語ったことろによると、2人の置かれた状態は「拘束と呼ぶにはほど遠い」という。活動家2人には個室が与えられ、自由にシャワーも浴びられるという。

 また、3度の食事も出され、2人の要望にこたえて天ぷらが振る舞われたほか、毎日「3時のおやつ」も出されているという。
 
 しかし、捕鯨船の乗組員らは、2人の存在に困惑気味のようだ。2人の部屋には鍵をかけていないが、これ以上騒動を起こさないよう2人の行動には常に注意が払われているという。

 日本政府は、2人に対する扱いを証明するものとして、捕鯨船内でお茶を飲む2人の写真を公開した。(c)AFP

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