油フィルターが詰まっている
 

主な原因

 
 油フィルターにごみや水があります
 

確認方法

 
 油フィルターにごみや水があると、灯油の流れ落ち方が悪くなります。
 下記の方法で清掃してください。
 清掃した後で灯油がスムーズに流れ落ちるか確認します。
 
 きれいな灯油ですすぎ洗いし、ごみなどを取りのぞき布などで灯油を拭き取った後、日陰に置いて完全に乾燥させてください。
 洗浄後の灯油の処分は、灯油をお買い求めになった販売店にご相談ください。
 
 洗浄後の灯油を使用すると故障の原因となります。 
 また、油受皿の灯油はスポイト、もしくは灯油ポンプで抜き出し、その後布などで拭き取ってください。
 抜き出した灯油の処分は、灯油をお買い求めになった販売店にご相談ください。
 
 洗浄後の灯油を使用すると故障の原因となります。 
 
*灯油がスムーズに流れ落ちれば油フィルターには問題はありません。

 <ポイント>
  油フィルターに水が含まれると灯油が流れ落ちなくなります。
  カートリッジタンクに直接水を混入しなくても、設置場所の温度変化などで結露して
  カートリッジタンク内に水がたまり、油フィルター、油受皿内に流入する場合が
  あります。
  油フィルターは水で洗わず、灯油で洗ってください。
  また、十分に乾燥させないと症状が改善しない場合があります。

 *灯油の保管方法で灯油に水がたまったり、ごみが混入したりします。
  灯油の保管方法については、こちらもご覧ください。   

  灯油の保管方法について

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灯油の保管方法について


 灯油の保管方法が適切なものでないと、灯油にごみや水が混入したり、灯油自体が変質します。
 このような灯油を使用すると、ファンヒーター本体内の灯油を供給するポンプにゴミ等が詰まったり、灯油をガス化する気化器という部品の内部的な詰まりが発生して正常な動作が行われなくなります。
 ポンプのごみ詰まりも気化器の内部的な詰まりも修理対応が必要になります。
 
 灯油の変質は紫外線などにより組成が変化し、酸化等したものであり、そのような灯油を使用すると、気化器の内部で気化されない成分が多くなるため、気化器内部をふさぎ気化ガス量の低下をおこしやすくなります。気化器は詰まりを生じると部品交換しなくてはなりません。                       
              
<変質灯油の見分け方>
 透明なコップに水を入れ、その上に灯油を入れて背後に白い紙を置きます。

 灯油に少しでも黄色い色がついていたら変質灯油です。


                                
 灯油が変質する状態としては、
  1.昨シーズンより持ち越しの灯油
  2.長期間、日光に当たる所に保管した灯油
  3.灯油以外の油がほんの少しでも混入した灯油
  4.容器の蓋を開けて長期間保管した灯油 
     
 等があげられますので、保管方法をご確認ください。       

<灯油の保管場所>
<ポリタンク>
 ・白、透明以外の色付のポリ容器で保管
 ・屋内の陽があたらない場所に置く
 ・容器の蓋はしっかり締める
 ・火気のないところに保管する

<ホームタンク>
 ・陽のあたらない場所に設置
 ・使用量に合ったタンク容量を選ぶ

     

<シーズン終了後のしまい方>
 本体内の灯油をすべて抜き出します。
残したままにしておくと、夏の間に変質します。
 また、ポリ容器の灯油もシーズン中に使い切るか、残ったものは灯油をお買い求めになった販売店に処分をご依頼ください。

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