給油ランプ点滅

主な原因

 
 本体内の灯油がなくなった。
 

対処方法

 
 @カートリッジタンクに灯油が入っているか確認します。

 Aカートリッジタンクを取り出し、油フィルターの上に灯油があるか(高さ約1cm)確認します。

  (1)灯油がない場合→更に確認

  (2)灯油がある場合→更に確認

 <ポイント>
   本体内の油受皿(タンクを抜いて、のぞき込むと見えるお皿)内にはフロートスイッチと
   いう浮き子のような部品があります。
   油受皿内に灯油がたくさん入っているときは浮き子が上に上がっていますが、油面が
   下がってくると浮き子も下がり、スイッチの働きで給油をお知らせする原理となって
   います。

   以上の構造をご理解いただきながら先へお進みください。

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油フィルターの上に灯油がない

主な原因

 
 灯油がカートリッジタンクから十分に出ていません
 

確認方法

 
 下記の確認をします。

 @カートリッジタンクが変形していないか確認します。
 
  <確認方法>
   カートリッジタンクを水平な床に取手側を下にして置きタンク口金を外します。
   カートリッジタンクの出っ張り部分が変形(左右に傾いていたり、タンク本体
     内にめり込んでいる)がないか確認します。

左が正常品、右が変形したタンク

左が正常品、右が変形したタンク

カートリッジタンクの給油口部分が傾いたり、タンク本体の内側の陥没していたりすると、カートリッジタンクから出る油の量が少なくなります。

  変形があれば、カートリッジタンク(タンク口金付)交換→部品のご注文




 Aタンク口金が変形していないか確認します。    

左が正常品、右が変形したタンク口金

 

 変形していないように見えても、口金の金属部分に傷があると、
変形している可能性があります。

  変形があればタンク口金交換→部品のご注文


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油フィルターの上に灯油がある

主な原因

 
 油フィルターから灯油が十分に流れ落ちていません
 

確認方法

 
 @灯油がある状態で、油フィルターを水平にしてゆっくり上に持ち上げで灯油の流れ
  落ち方を確認します。(周りにこぼさないように注意してください。)
  
  
(1)灯油が油フィルターから下へ流れ落ちない。
    もしくは、ポタポタと途切れがちに流れ落ちる。
       →油フィルターが詰まっています。   →対処方法
<正常な灯油の流れ落ち方>
糸を引くように途切れることなく
流れ落ちます。
<異常な灯油の流れ落ち方>
灯油がポタポタと途切れがちに落ちます。もしくは、まったく流れ落ちません。

 
*スムーズに灯油が流れ落ちれば、油フィルターには問題はありません。



  (2)灯油が途切れることなく、糸を引くように油フィルターから下へ落ちる場合
      →フロートスイッチの動きが良くない、
       また、ごみが引っかかっていないか確認します。
   
   <ポイント>
      シーズン終了時に本体内の灯油を掃除される際に、ティッシュや布を詰め
    込んだまま片付け、それがフロートスイッチの引っかかりとなり、次のシーズンに
    そのままで給油したときに給油ランプがつくことがあります。

      他に、灯油内のごみによってフロートスイッチの動きが悪くなるケースも
    ありますので、その場合はごみを取り除き新しい灯油に入れ替えてください。

<カートリッジタンクと油フィルターを取り除いた状態> <拡大写真>

 ※ティッシュで残油拭き取ると、ティッシュが切れて本体内に残ってしまいますので、
  布等丈夫なもので拭き取ってください。
 


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以上を確認しても症状が解消しない場合は修理が必要です。