昇級審査は、空手を始めてから、4ヶ月位で受験可能である。
審査内容は、「基本稽古、移動稽古、型、コンビネーション、ミット稽古、組み手」と、各階級に応じた基礎的なものが出来ているかを判断し、決定される。
昇段審査は、1級〜2級(茶帯)の者に受験資格が与えられる。
審査内容は、「基本稽古、移動稽古、型、コンビネーション、ミット稽古、10人組み手」と、高度な技術が要求される。
また、10人組み手の場合、その内容も審査ポイントとなる。
勿論、日頃の練習内容も重要な審査ポイントである。
1級〜2級(茶帯)を取得するのに平均で2年位かかる。
初段(黒帯)に至っては、3年位である。
極真会館(宗家)釘嶋道場の場合、「心技体」の向上を目的としており、ただ、空手だけ強ければ、初段(黒帯)になれる訳ではない。
当道場が求める「心技体」のうち一番大事なものは、「心」である。
「心」が安定していなければ、「技」も「体」も伴わない。
よって、初段(黒帯)を取得するためには、技術/体力の向上も必要だが、精神面の向上にも重点をおいてもらいたい。
段/級 | 帯色 | 基準 |
---|---|---|
10級〜9級 | オレンジ帯 | 空手の初歩的な知識を身に付けた人。 または、身に付けられそうな人。 |
8級〜7級 | 水帯 | 空手の初歩的な知識と攻防を身に付けた人。 または、身に付けられそうな人。 |
6級〜5級 | 黄帯 | 空手の一般的な知識と攻防、礼儀を身に付けた人。 または、身に付けられそうな人。 |
4級〜3級 | 緑帯 | 空手の一般的な知識と攻防、精神力、体力、礼儀を身に付けた人。 または、身に付けられそうな人。 |
2級〜1級 | 茶帯 | 空手の高度な知識と実戦的な強さ、精神力、体力、礼儀を身に付けた人。 または、身に付けられそうな人。 |
初段〜 | 黒帯 | 空手の高度な知識と実戦的な強さ、精神力、体力、指導力、礼儀を身に付けた人。 または、身に付けられそうな人。 |
(1)受験資格
@ 極真会館(宗家)釘嶋道場の門下生である事。
A 年齢7歳(小学生以上)の男女で心身ともに稽古に支障のない事。
B 昇級審査の場合、空手を始めてから、4ヶ月以上経過している事。
C 昇段審査の場合、1級〜2級(茶帯)以上を取得している事。
(2)審査の時期
年3回(4月、8月、12月)実施しています。
*昇段/昇級審査の結果、白帯以外へ帯色が変わった方のみ、帯の購入を行います。
但し、昇段および、昇級しても、現在の帯色と同じ方は、帯の購入は、不要です。