右三戦立ち
両足を内側45°に傾け、右足の踵と左足のつま先が横に並ぶような感じで立つ。
拳は肩の高さ(体から離れた位置で自分の目線から見ると、肩の高さというのは案外低かったりするので、鏡があれば、見ながら確認した方がよいかと思われます。)、肘は90°くらいに曲げ、拳は手の甲側が前を向くようにする。
肘・脇・膝を締めて、肩と腰をおとす様にする。
元々は船の上などの足場の悪い場所での立ち方らしいので、膝を内側に締めて足先を外側に踏ん張るようにして立つと体が安定すると思います。
基本稽古の時にも、膝がきちんと曲がっていて踏ん張る事ができていれば、突き等を少々強く打っても下半身がもっていかれる事はないでしょう。
ちなみに、電車の中で吊り革等が持てない時にも便利です。ただ、周りの目を気にしてしまうと、かなり恥ずかしいです! 通勤等の満員電車でコソッと使うのがお勧めです。
某流派の友人に聞いたところ、この立ち方を極めるのは難しいらしく、全身に力を入れ、かつ、動きがとれなくなるでなく、鉄の芯の周りに綿を巻いた様なイメージで立ち、出来る様になれば、三戦立ちだけで、体がゴツくなるそうです。
左右の足を入れ替え、左足が前になると左三戦立ち。
騎馬立ち
足を左右に開き、足と床で長方形を描く様な立ち方。
鍛錬の為の立ち方で、大腿部を床と平行になるようにして立つ。
お尻だけを後ろに突き出す様にすると、背中が伸びて綺麗に立てる。
あまり必要以上に腰をおろし過ぎると、う○こ座りみたいで不細工。
右前屈立ち
左足は左斜後ろにおくり、前に出ている右足の膝を90°に曲げる。
両足は縦に一直線にならないようにする(両足の間にボールが入るくらいと教えられたが、それが何のボールなのかは不明)。
上体は前のめりになると不細工なので、背筋を伸ばして真直ぐになるようにする。
左右の足を入れ替え、左足が前になると左前屈立ち。
左後屈立ち
左足を45°に傾け、左足の踵と中足で立った右足が縦に並ぶ様にして立つ。
右足は左足から2〜3足分くらい前におく。
左膝を必ず曲げ(左足が、しんどい!)、上体を真直ぐ下におとす様にして、お尻を後ろに突き出す様にすると、背中が伸びて綺麗に立てる。
左右の足を入れ替え、右足が前になると右後屈立ち。
右足が前にでてますが、左足を屈しているので、左後屈立ちだそうです。こないだ初めて聞きました。
猫足立ち
後屈立ちとは、足の幅の違いだけ。
左足を45°に傾け、左足の踵と中足で立った右足が縦に並ぶ様にして立つ。
右足は左足から1足分くらい前におく。
左膝を必ず曲げ(左足が、しんどい!)、上体を真直ぐ下におとす様にして、お尻を後ろに突き出す様にすると、背中が伸びて綺麗に立てる。
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