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クウェート イラン関係強化へ

クウェートのムハンマド外相は16日、テヘランでイランのアフマディネジャド大統領と会談し、イランが湾岸諸国に対して提案している経済や安全保障面の協力協定の可能性など、両国関係をさらに強化していく方策などについて話し合いました。また、モッタキ外相との間では、今後、貿易を拡大していくことなどを盛り込んだ合意書に調印しました。会談後の記者会見でムハンマド外相は「イランはわれわれにとってまちがいなく友人だ」と述べ、イランの孤立化を目指すブッシュ政権の政策には必ずしも同調しないという姿勢を示しました。また、イランのモッタキ外相は「われわれの関係に第三者が干渉することは許さない」などと述べ、アメリカを非難しました。クウェートをはじめ湾岸諸国には、先週から今週にかけてアメリカのブッシュ大統領が核開発を推し進めるイランへの圧力強化に向けた協力を取り付けるために訪問したばかりですが、ペルシャ湾岸諸国とアメリカの立場の違いがあらためて浮き彫りとなっています。
もどる1月17日 15時36分
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