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薬害肝炎:リスト問題当時の局長、独法理事長を辞職

 薬害C型肝炎の「418人リスト問題」が起きた02年7月当時の厚生労働省医薬局長だった宮島彰氏(60)が17日、独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」の理事長を辞職した。2期目の任期途中で「一身上の都合」が理由という。後任は未定。

 血液製剤投与でC型肝炎に感染した418人分のリストが放置されていた問題では、厚労省はリスト作成当時の職員の責任は不問とし、宮島氏への処分もなかった。しかし16日施行の薬害肝炎救済法が、被害者への給付窓口を同機構としたことで「薬事行政の元トップが理事長なのはふさわしくない」との批判が出ていた。また舛添要一厚労相は、薬害再発防止の取り組みとして、職員の天下り規制強化の意向を示していた。

毎日新聞 2008年1月17日 12時25分 (最終更新時間 1月17日 12時31分)

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