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自民、衆院2区に鈴木氏擁立

2008年01月17日

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「みなさんに元気や夢を持ってもらえるメッセージを出していきたい」などと述べる鈴木英敬氏=津市桜橋2丁目で

◇◆若さ、国とのパイプ強調◆◇

 次期衆院選で空白区となっていた自民党の三重2区の立候補予定者が16日、元経済産業省課長補佐の鈴木英敬氏(33)に決まった。鈴木氏は会見で、「暮らしの安心と経済活力の両方を実現していきたい」と抱負を述べ、30代の若さと、国とのパイプを強調した。

 鈴木氏は自民党から立候補した理由を、「政権与党として具体的に政策を実現できる」とした。三重2区については、経産省時代に特区構想などの仕事でかかわり、「この地域が好きだという方が多く、ここからなら日本を変えられると考えた」と述べた。

 自民党は昨秋から川崎二郎衆院議員(三重1区)が選考委員長となり、地元を中心に候補者選びを進めたが難航。年末には地元の党関係者も「地元の総意があれば、よその人でもいい。早急に決めてほしい」との声が上がっていた。

 一時、全国的に知名度のある岐阜1区の佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)の擁立を望む声も地元の一部から出ていた。

 鈴木氏の擁立について、民主党現職の中川正春氏(57)の事務所は「自民党が本気になっている証拠だろう。こちらはマニフェストを中心に自民党との違いを打ち出していきたい」と話す。三重2区では、共産党新顔の中野武史氏(33)も立候補を予定している。

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