反捕鯨団体メンバーら、NYで抗議活動
南極海で日本の調査捕鯨船が環境保護団体の2人を拘束した問題で、この団体のメンバーらがニューヨークにある日本総領事館の前で抗議活動を行いました。
抗議活動を行ったのは、アメリカの環境保護団体「シー・シェパード」や動物保護団体のメンバーら十数人です。16日、ニューヨークの日本総領事館が入居するビルの前に集まり、日本の調査捕鯨船に拘束された2人の即時解放と捕鯨の反対を訴えました。
「日本政府に2人の人質の即時解放と『クジラ保護区』での違法な捕鯨をやめるよう求める」
「クジラは痛みや喜びがわかるんだ。その多くは絶滅の危機にある。捕鯨は最低で残忍な行為だ」(参加者)
また、総領事館には、抗議のメールや電話が50件近く寄せられているということです。水産庁は、拘束した2人が捕鯨船に抗議文を手渡すことが目的だったとみて、すでに2人の解放を決めています。(17日09:06)