冬になぜアイスが食べたくなるのか?
暖房をガンガンにかけ、こたつに入りながら食べるアイス。暑いときに食べる夏アイスも美味しいけれど、この、冬に食べるアイスも、また格別ですわな~。そういえば、11月頃から、新商品や冬限定フレーバーがチラホラ登場している。しかし、なぜ冬にアイスなんだろう? 暑さと寒さのミスマッチ? それとも冬は空気が乾燥しているから?
調べてみたところ、暖かい地域よりも寒い地域の方が、アイスクリームはよく売れるという。日本アイスクリーム協会のホームページによれば、「都市別・1世帯当たりのアイスクリーム支出金額」ナンバー1は、8,127円で金沢県(最低額は4,307円で那覇市)。また、総務省の家計調査を見ると、アイスクリーム消費額ナンバー1は北海道である。確かに統計的には、寒い地域でアイスクリームがよく売れているようだ。
つまり! 一般的に寒い地域は、暖房が発達していて室温が高い。だから冷たいモノが食べたくなる! ただ単純に、そういう理由なのかも……。
ところで、一般的に夏にはシャーベットタイプのさっぱり系、冬にはチョコレートなどのコッテリ系がほしくなる、と言われる。確かに、11月以降、濃厚な味のアイスクリームが多く登場している。
・『雪見だいふく〈ティラミス〉』(ロッテ)
・『pino〈濃厚ビター〉』(森永乳業)
・『MOW〈ホワイトチョコ味〉』(森永乳業)
・『チェリオ〈ホワイトチョコ〉』(森永乳業)
・『クリスピーナ〈キャラメルソース入り〉』(森永乳業)
・『ハーゲンダッツ〈ラムレーズン〉』(ハーゲンダッツジャパン)
・『ハーゲンダッツ〈ノワゼットショコラ(ヘーゼルナッツ&チョコレート)〉』(ハーゲンダッツジャパン)
・『濃厚旨ミルクDX 白い生チョコ』(赤城乳業)
……などなど。このラインナップを見ると、確かにどれも濃厚そう!
ティラミスと大福とアイスの絶妙コラボレーション『雪見だいふく〈ティラミス〉』
ちなみに最近では、『雪見だいふく』や『pino』をホットドリンクに入れるといった、粋な食べ方も人気だとか。最後に、アイス関連のイベント情報を。東京・池袋の「ナムコ・ナンジャタウン」内にある「アイスクリームシティ」では、3月16日(日)まで、『ウィンターホットアイス』が開催中。冷た〜いアイスもいいけど、温かいアイス(!?)ってのもおいしそう。冬アイス好きは、見逃せませんぞ。
(TEXT:衣山泉)
日本アイスクリーム協会 http://www.icecream.or.jp/ ロッテ アイスパーク 森永乳業 ハーゲンダッツジャパン ナムコ・ナンジャタウン アイスクリームシティ |