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【三重】

インフルエンザ注意報を発表 県、昨年より1カ月早く

2008年1月17日

 県健康危機管理室は十六日、県内にインフルエンザ注意報を発表した。二月十四日だった昨年より約一カ月早いが、平年並みという。同室は、手洗い、うがいなど予防の徹底を呼び掛けている。

 小児科を中心とした県内の七十三医療機関からの報告による感染症発生動向調査で、今月第二週(七−十三日)の一医療機関あたりのインフルエンザ患者数が一〇・二人となり、国立感染症研究所が定める注意報発令基準の十人を超えた。三十人を超えると警報が出される。また、健康危機管理室に同日入った連絡によると、津市などの小学校四校が十七、十八日、集団かぜの影響で学年、学級閉鎖することになった。

 学年閉鎖は、津市の大里小一年、伊勢市の四郷小三年。学級閉鎖は、桑名市の久米小二年と鈴鹿市の庄野小四年のそれぞれ一クラス。在籍児童計百十七人のうち患者数は五十九人。このうち二十人がインフルエンザと診断された。十六日は、計三十八人が欠席した。

 

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