伊豫商事詐欺事件で有罪判決
01/16
11:23 |
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岡山市の伊豫商事が金融機関から総額147億円をだまし取ったとして、5人が起訴されている巨額詐欺事件の裁判で、うその納税証明書を作った関連会社の元従業員に、岡山地方裁判所は執行猶予つきの有罪判決を言い渡しました。有印公文書偽造などの罪で判決を受けたのは岡山市の紙製品販売会社伊豫商事の関連会社、大喜の元総務部長秋山浩二被告(43)です。判決によりますと、秋山被告はおととしの6月ごろ伊豫商事の代表取締役大島敏昭被告(59)らと共謀し伊豫商事の2004年度の納税額が約5億8000万円だったと見せかける証明書を偽造し金融機関に提示しました。また保証人として仲間の1人が全農の役員になりすました際に身分証明に使った運転免許証や印鑑も偽造しました。16日の判決で岡山地裁の白神文弘裁判長は「秋山被告が果たした役割は大きい」としながらも「主犯である上司の指示で犯行に加わったもので、深く反省もしている」として秋山被告に懲役3年、執行猶予4年を言い渡しました。
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