2008年 1月 16日 |
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シルバー人材センター問題で提訴
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岡山市の外郭団体シルバー人材センターが多額の債務超過に陥っている問題で、NPO法人が、高谷市長に対し、1億2000万円の貸付金の差し止めを求め提訴しました。訴えを起こしたのは、市民オンブズマンおかやまです。訴えによりますと、センターの資金不足は公園協会などの融資ですでに解消しており、貸付金による税金の投入は、結果的に公園協会に入る事が目的となっていて、公益性が無いとしています。また、センターの再建案についても、債務の返済計画に合理性がなく実現は不可能と主張し、高谷市長に対し、センターへの1億2000万円の貸付金を差し止めるよう求めています。センターへの貸付金は、市議会が返済計画などについて了承するまで予算執行を凍結するという条件が付けられており、現在も凍結状態が続いています。提訴を受けて岡山市は「訴状を見ていないのでコメントできない」としています。
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伊豫商事事件で関連会社元社員の男に判決
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岡山市の紙製品卸売会社・伊豫商事による巨額詐欺事件をめぐり、有印公文書偽造の罪に問われた男に、岡山地方裁判所は、執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。判決を受けたのは、伊豫商事の関連会社の元社員、秋山浩二被告(43)です。判決によりますと、秋山被告は、2005年5月から去年9月にかけ、伊豫商事の取締役と共謀し、運転免許証や納税証明書を偽造して金融機関に提示したものです。この事件で金融機関からだまし取った融資金は、総額約150億円に上っています。岡山地裁で開かれた判決公判で、白神文弘裁判長は「公文書を偽造した刑事責任は重いが、被告人は共犯者らの指示により加担した」として、懲役3年の求刑に対し、懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
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高松市中心部の繁華街でビル火災
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15日夜、高松市中心部で、雑居ビルの一室を焼く火事がありました。火事があったのは高松市古馬場町にある4階建ての雑居ビルで、15日午後10時50分ごろ、ビルの3階から煙が出ているのを通りかかった男性が見つけ119番通報しました。消防が消火にあたったところ、火は箭田英一さん74歳の住宅の一部、約50平方メートルを焼き、約1時間後に消し止められました。出火当時、箭田さんは部屋にいましたが、逃げ出して無事でした。現場周辺は、飲食店が入ったビルが建ち並ぶ高松市中心部の繁華街で、消火活動を見守る人で騒然としました。箭田さんはストーブをつけたら火が出たと話していて、警察と消防では、ストーブの火が燃え広がったとみて出火原因を調べています。
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ノリの色落ち対策でダムの緊急放流
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児島湾周辺の瀬戸内海で発生している養殖ノリの色おちの被害を防ぐため、岡山県北の2つのダムで緊急放流が始まりました。児島湾周辺ではノリの養殖が行われていますが、去年の秋以降雨が少なかったため、ノリの色づきが悪くなる被害が広がっています。その対策として、苫田ダムと黒木ダムの水を16日午前9時から緊急放流し、川から海に栄養分を送り込みます。ノリの色おちに伴う緊急放流は3年連続となりますが、今回は、今月20日までに約140万トンが追加放流されます。岡山県の調査では、過去の緊急放流で色落ちが改善された例もあり、さらに効果の検証を進めています。
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香川丸亀ハーフマラソン招待選手の発表
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来月3日に行われる香川丸亀ハーフマラソンの招待選手が発表されました。今年の香川丸亀ハーフマラソンの招待選手は、女子17人、男子25人です。女子では、オリンピック3大会に出場している弘山晴美選手、去年大阪で開かれた世界陸上のマラソンに出場した小崎まり選手が出場するほか、地元、香川からは英明高校出身で、天満屋女子陸上部の泉有花選手がエントリーしています。一方、男子では、おととしの大会で優勝し、30キロマラソンで世界記録を持つ松宮隆行選手など、国内トップクラスの選手が顔をそろえます。香川丸亀ハーフマラソンは、来月3日、香川県立丸亀競技場をスタート・フィニッシュに行われ、OHKでは午前10時半からレースの模様を生中継でお伝えします。
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天満屋岡山店でエコキャンペーン
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環境保護に取り組もうと、弁当を購入した際に割り箸がいらないという客にプレゼントをするエコキャンペーンが岡山市のデパートで始まりました。岡山市の天満屋岡山店では、全国から有名駅弁を集めた催しを開いていますが、このうち、北海道の海鮮弁当や明石焼きの店舗など13店で、割り箸がいらないという客に対して引換券を渡しています。この引換券を5枚集めると、福井県の特産で高級塗り箸として知られる「若狭塗り箸」が一つプレゼントされます。これは身近なところから環境への意識を高めてもらおうと、天満屋岡山店が初めて企画したもので、買い物客は、引換券をためてお気に入りの塗り箸を選んでいました。このエコキャンペーンは、天満屋岡山店で今月21日まで行われます。
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岡山県下警察署長会議
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今年初となる岡山県下警察署長会議が岡山市で開かれ、街頭犯罪の抑止などの指示が出されました。会議には、県下22の警察署の署長や警察本部の各部長など約80人が出席し、岡山県内で去年発生した強盗やひったくりなどの刑法犯は2万9257件と、9年ぶりに3万件を下回ったことが報告されました。こうした犯罪動向を受け塩田透本部長は、犯罪件数が減少する一方で、インターネットを使うなど犯罪が広域化、巧妙化していると指摘しました。そして、県民が治安の回復を実感できるよう、ひったくりや盗難といった街頭犯罪の抑止や、テロや災害など緊急時に備えた対策を推進するよう指示しました。
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