きっかけは「手作りパン」井上＆東原、夫妻で北京五輪出場「金」獲りだ！ (1/2ページ)

　シドニー五輪柔道１００キロ級金メダリスト、井上康生（２９）＝綜合警備保障＝とタレント、東原亜希（２５）が結婚することが１４日、発表された。１５日、２人で婚姻届を提出した後、井上の母校、東海大でツーショット会見を行う。昨年、世界選手権、嘉納杯と立て続けに優勝を逃して北京五輪代表に黄信号がともる井上を、東原が完全サポートし、夫妻で五輪出場をめざす。

　崖っぷちに立たされた状況で北京五輪への切符を確かなものにするために、井上が最愛の人とのゴールインを決めた。

　２人を知る関係者によると、東原との結婚は当初、北京五輪後を考えていたが、人生最大の難局を夫婦で乗り切るため、井上の合宿スケジュールの谷間となった年明けの、このタイミングで入籍することになった。

　２人は１４日、連名ファクスで「これからは２人で助け合い、支え合いながら、温かい家庭を築いていきたいと思います」と報告し、「北京五輪の代表権がかかった試合を前に、命がけで練習に取り組んでいます」などと決意表明。１５日、婚姻届を提出した後、神奈川県平塚市の東海大湘南校舎柔道場でツーショット会見を開く。東原は妊娠はしていない。

　出会いは平成１５年７月放送のフジテレビ系格闘技番組「ＳＲＳ」（金曜深夜）。当時４代目キャスターだった東原が柔道着姿で井上をインタビューするインパクト抜群の初対面だった。それがきっかけで食事に出掛ける仲に。井上は東原の明るい性格に、東原は井上の柔道に真摯（しんし）に取り組む姿勢と誠実さに引かれ、交際がスタート。翌１６年１１月に交際が発覚した。