新規キャンバス
[ファイル]>[新規キャンバス]
新規作成ダイアログでは、ファイル名、サイズ、解像度を指定し、キャンバスを作成することができます。
規定のサイズには、画面モードや、A4、B5などのプリセットが既に登録されていますが、sai.exeと同じ場所にあるpresetcvsize.confを編集することにより、新たに追加することができます。
また上の画像にある、サイズ情報の欄の使用ピクセル数が上限を超えるとキャンバスを作成できないので注意してください。
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ファイルビューア
[ファイル]>[ファイルビューアで開く]・[ファイル]>[ファイルビューアで保存]
saiには独自のファイルビューアが実装されており、これを使うことによって、sai形式画像をサムネイル付きで表示することができます。
もちろん、Windows標準のダイアログを使用することも可能ですので、好きな方を使いましょう。
[ファイル]→[常にファイルビューアで開く]にチェックを入れると、ファイル操作を全てSAIのファイルビューアによって行います。
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キャンバスの解像度変更
[キャンバス]>[キャンバスの解像度変更]
幅や高さ等を変更することによって、キャンバスの解像度を変更できます。
主に画像を縮小したり拡大したりする場合に使うことが多いようです。
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キャンバスのサイズ変更
[キャンバス]>[キャンバスのサイズ変更]
幅や高さを変更することによって、画像自体の大きさは変わりませんが、キャンバスを切り詰めたり、広げたりすることができます。
また、基準位置を8方向のいずれかに指定することで、指定した方向はそのままで、その反対側を伸ばしたり、縮めたりすることも可能です。
上下左右の延長量タブでは、相対的な数値を入力することで、上と同じ処理を行います。
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ツールの設定
[任意のツールボックスのツール上でダブルクリック]
ショートカットキーをツールごとに設定できます。
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ブラシツールの設定
[任意のブラシツール上でダブルクリック]
ツール名、手ぶれ補正、筆圧ぶれ補正、ショートカットキーをブラシツールごとに設定できます。
その他は特に入力する必要はありませんが、どういった用途のブラシなのか、などのメモとして使われるようです。
また、ここで設定された手ぶれ補正は、クイックバー上の手ぶれ補正より優先度が高くなります。
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フィルタ
[フィルタ]>[色相・彩度]・[フィルタ]>[明るさ・コントラスト]
色相、彩度、明度や、明るさ、コントラストなどの調節が可能です。
アクティブなレイヤーにのみ反映されますが、移動グループ化されているレイヤー同士や、レイヤーセットを選択することによって、複数のレイヤーに反映させることも可能です。
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ヘルプ
[その他]>[ヘルプ]
SAIのヘルプを表示します。
また、任意のパネル上でF1を押すことで、その箇所のヘルプが表示されます。
(β2(a)現在ではヘルプファイル未実装)
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ショートカットキー設定
[その他]>[ショートカットキー設定]
様々な操作のショートカットキーを変更したり、割り当てたりすることができます。
例えば、新規キャンバスの作成に[Shift + Ctrl + I]を割り当てたい場合は、左枠の上にあるShiftとCtrlにチェックを入れ、左枠の中からIを選択し、そのまま右枠の操作一覧から、ファイル>新規キャンバスを選択すれば、割り当てることができます。
初期設定で、どの操作がどのキーに割り当てられているかは
ショートカット一覧のページで確認できます。
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オプション
[その他]>[オプション]
作業環境タブでは、作成可能なキャンバスの最大サイズを変更できますが、推奨を超えた数値にしてしまうとメモリ負荷率がすぐに上がってしまうなどの弊害があるようなので、なるべく推奨値のままにしておいた方が良いようです。
以下では、搭載メモリに対する推奨最大サイズの大体の目安を大雑把に計算してみました。
(全ての環境で試した訳ではないので保証はできません)
搭載メモリ |
一辺のピクセル数(正方形の時) |
使用ピクセル数上限 |
256MB |
約2041 |
4165681 |
512MB |
約2886 |
8328996 |
1GB |
約4082 |
16662724 |
2GB |
約5773 |
33327529 |
4GB |
約8164 |
66650896 |
また、下段の作業フォルダでは、一時保存ファイル等の保存場所を指定できます。デフォルトではSAI本体と同じ場所になっています。
指定の仕方としては、テキストボックス右側のボタンで指定してやるか、手入力でディレクトリのパスを入力します。
その場合はパスの末尾にパスデリミタ(\)を忘れずに。
タブレットタブでは、ドライバ側で対処できないものや無視される項目などをここで設定できるようになっています。
詳しい説明は画像に書いてあるので省きます。
以下はツールタブで設定可能な項目です。
■ツールシフト
とは、ブラシツールに割り当てられたキーを押している間だけ、そのブラシツールに切り替わり、キーを離すとその前に使っていたブラシツールに戻る機能のことです。
「ツール選択キー押下中にストロークを開始したらツールシフトとみなす」にチェックを入れると、ストロークを開始した時点で、上記のツールシフト機能が働きます。
「ツールシフトと判定するまでのキー押下時間(ms)」では、ここで設定した時間以上キーを押下した時にツールシフトが作動します。0msに設定すれば、常にツールシフトが機能することになります。
上記の二つを併用し細かく動作を調節することも可能です。
■CTRL系操作
CTRLキーを使ったショートカットをした後に誤ってレイヤーを移動してしまうのを防ぐ機能です。(多分)
■スポイト
スポイトの対象を表示イメージか選択中のレイヤーかで選べます。
表示イメージにした場合は、レイヤー上にある実際の色ではなく、目に見えている色でスポイトされ、選択中のレイヤーにした場合は、その逆になるということです。
頻繁に切り替える人は、ショートカットキー割り当ての[カラー]にこれが入っているので割り当てると良いでしょう。
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バージョン情報
[その他]>[バージョン情報]
使用しているSAIのバージョンやライセンスなどを確認できます。
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