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高校で火薬破裂、生徒3人重軽傷
16日午後2時25分ごろ、茨城県筑西市倉持の県立明野高校で、校庭に廃棄していた火薬を同校2年の男子生徒(17)が足で踏みつけたため火薬が破裂。生徒は左足のかかとの骨を折る重傷を負った。近くにいた2年の男子学生2人=ともに(17)=も、飛び散った小石が顔に当たり軽いけが。
筑西署の調べでは、火薬は11日、化学の実験のため男性教諭(31)と生徒でかんしゃく玉を作った後、余った約50グラムの火薬を乳鉢で水に溶かして廃棄。この際、火薬が固まってしまったため、発火しないよう水をまいて処理していた。
踏みつけた生徒はゴミを捨てた後、教室に戻る途中だった。同署は業務上過失傷害の疑いもあるとみて調べている。