フルセットと上書き更新用に含まれているオブジェクトの一覧とその補足説明です。
フルセット(15個のオブジェクト)
- readme.txt
- ファイル名の通り、まずは読んで下さい。
- また、よく分からない事があったらこれを読むことによって気付くことも多いでしょう。
- history.txt
- 更新履歴です。頻繁に仕様は変わっていくので、
- 仕様の変化に混乱した時などにこれを確認すると良いかもしれません。
- sai.exe
- ペイントツールSAI本体。
- ダブルクリックすることでSAIが起動します。
- sfl.dll
- SYSTEMAXフレームワークライブラリ。
- SAIの土台のようなものです。
- <blotmap>
- にじみ形状のテクスチャを格納するフォルダ。
- <elemap>
- 筆形状のテクスチャを格納するフォルダ。
- <brushtex>
- ブラシテクスチャを格納するフォルダ。
- <papertex>
- 用紙テクスチャを格納するフォルダ。
- brushform.conf
- にじみ・筆形状に関する設定ファイル。
- brushtex.conf
- ブラシテクスチャに関する設定ファイル。
- papertex.conf
- 用紙テクスチャに関する設定ファイル。
- <toolink>
- ペン入れ系ブラシツールの情報を格納するフォルダ。
- <toolnrm>
- 通常のブラシツールの情報を格納するフォルダ。
- presetcvsize.conf
- キャンバスサイズのプリセットに関する設定ファイル。
- 新規作成時のプリセットサイズ一覧をこのファイルを編集することで変更できます。
- misc.ini
- 補助設定ファイル。
- 手ぶれ補正時のマウスカーソルを補正後の位置に表示するか、
- 補正前の位置に表示する
(カーソルが遅延しているように見えます)
かを設定できます。
- また、ワコムのタブレットドライバ Ver6.04 以降のマルチディスプレイ切り替えのバグへの対処もこのファイルで設定可能です。
- 「カラーパレット関連」以下のコメントアウトを外す
(行頭の;を消す)
事でカラーパレットのマスのサイズ、マスの数を任意に設定できます。
※.confファイルや.iniファイルが関連付けられていない人は、メモ帳などにドラッグ&ドロップすれば開くことができます。
上書き更新用(5個のオブジェクト)
※上書き更新用とは、バージョンアップ時に変更のあったファイルのみが入っているセットのことです。
- readme.txt
- history.txt
- sai.exe
- sfl.dll
- _misc.ini
- 上書き更新用では、ユーザーが既に設定しているmisc.iniを上書きしてしまわないように、ファイル名が違います。
-
(そのうちこのファイルは上書き用から消えると思います。)
起動後に作成されるファイル
■SAI本体フォルダ内
- .cidおよび.datファイル
- 描画中に生成される、REDOやUNDO用の一時的なヒストリーデータ。
- SAIを終了したあとに自動的に消えますが、残ってしまっている場合は、消してしまっても大丈夫です。
- sai.ssd
- SAIの終了後に生成される、恐らくSAIの環境情報などを保存しているファイル。ユーザーパレットなどもこの中です。
- sysinfo.txt
- SAIの終了後に生成される、ユーザーPCの情報です。
- 自分のPCのスペックを他人に報告する場合などにこれをコピペしましょう。
- errlog.txt
- SAI起動中に内部エラーが発生し、右下にエラーログが出た時に生成されます。
- このファイルが不具合の原因の手がかりになることもあるので、出来れば再現方法なども添えてKOJI氏へメールで送信しましょう。
- メールアドレスは公式サイトにて確認して下さい。
■ユーザープロファイルフォルダ内
- <thumbnail>
- ファイルビューア用のサムネイルデータが入っています。
- サムネイルが壊れた時は、このフォルダ内の.ssdファイルを削除してみましょう。
- keyconfig.txt
- [ウィンドウ]>[ショートカットキー設定]で変更を反映させると、生成されるファイルです。
- これを削除すればショートカットキーの割り当てが初期化されます。
(ブラシのショートカットキーは<toolnrm>フォルダのiniファイルに記述されてます)
- recent.txt
- [ファイル]>[最近使ったファイル]のリストがここに保存されています。
■ユーザープロファイルフォルダってどこよ?
<WINキー>+<Fキー> or <フォルダ開いて検索ボタン>→<探す場所をシステムドライブに(Cドライブとか)>
↓
<↑の探したいフォルダ・ファイル名を入力して検索開始>
↓
<\SYSTEMAX Software Development\SAI以下に入ってるのが多分そう>