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福田首相、韓国大統領就任式出席「前向きに検討」

2008年01月16日20時07分

 福田首相は16日、韓国の李明博(イ・ミョンバク)次期大統領の特使として来日した李相得(イ・サンドゥク)国会副議長と首相官邸で会談した。李氏が親書を手渡し、2月25日の韓国大統領就任式への出席を要請したのに対し、首相は「前向きに検討したい。日韓間でシャトル外交を行っていきたい」と述べ、訪韓したいとの意向を伝えた。

 李氏は「次期大統領は日韓関係を重視しており、未来志向の日韓新時代を開いていきたい。経済面での協力を深めたいと考えている」と述べた。首相は「当選後すぐに電話したが、日韓関係の新時代ができると思った」と語った。

 北朝鮮問題については日米韓3カ国に加え、中国との協力強化を確認。李氏は「拉致、ミサイルの問題もおろそかにしてはならず、協力して解決する必要がある」と語ったという。

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