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FNN(フジテレビ系)

環境テロと批判されることもある非営利環境団体「シー・シェパード」を映像から検証しました。

世界各国の捕鯨船や漁船に対し、体当たりなどで船を沈めるなどの過激な行動から、「環境テロ」と批判されることもある非営利環境団体「シー・シェパード」。その行動をとらえた映像からどのような団体か検証しました。

2007年2月に南極海で、日本の調査捕鯨母船「日新丸」に対して、「シー・シェパード」の「ロバート・ハンター号」が接近し、化学薬品入りの瓶を投げ付け、日新丸の乗組員2人が瓶の破片や液体で負傷した。
さらに、海上からクジラを観察する専門船「海幸丸」対しては衝突してきた。
このときの乗組員だった男性は「いきなりこっちを向いてきたから怖かったですね。シー・シェパード自体すごい過激だってことは聞いてましたけど。やっぱりまあ、実際本当に過激ですよね。ためらいなくぶつかってきますから」と当時の恐怖を語った。
また、乗組員だった男性は「結構な勢いで向かって来ましてね、逃げるのに氷の中がいいっていうことで、たまたま近くにもあったから、そっちに逃げていったんですね。衝撃もあったし、ちょっとつかまらないと駄目なくらい(船が)傾いた。鉄板と鉄板のぶつかる音ですね、『ガシャン!』って」と語った。
また、船のプロペラを破壊しようとしてか、船のスクリュー付近に網を投げつける瞬間の映像も撮影されていた。
この男性は身の危険を感じ、この乗船を最後に船に乗ることをやめたという。
「シー・シェパード」のワトソン船長は、「捕鯨をやめさせるとの保証が得られない限り、捕鯨妨害の抗議は続ける」と警告している。
警察当局は、2008年夏に予定されている北海道・洞爺湖サミットを前に、過激な行動を行う環境保護団体の動向を注視している。

[16日13時38分更新]

Fuji News Network.


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