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地方議員


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2008年1月14日 (月)

今年は1.567名

 全国で約135万人いて、実質的に昭和生まれ最後の「平成20年東村山市成人の日のつどい」が午後1時から東村山市スポーツセンターで行われた。今年の新成人は1.567名。

 数年前までは富士見町の明法学院の講堂で行われていたのだが、講堂の改築工事で使用できなくなった年からスポーツセンターに会場を変更した。明法学院講堂で開催していた時は成人を迎える若者がなかなか会場に入らず、大勢参加しているのに式典の時は会場は空席が目立っていたことを覚えている。

 また、交通の便や駐車場の関係でも教育委員会の苦労は大変なものだったろう。当時スポーツセンターに会場を変更した年は丁度グリーンバスの運行も始まり、スポーツセンター前に停留所があることから便利になった。駐車場に関しても自前の駐車場を用意できるメリットがあった。

 会場をスポーツセンターに変更してからは、新成人達も会場に入り式典に参加しているが、何せ私語が多く、とても厳粛な成人式とは言えないのが実情である。

 私は議員になってから市内の新成人が一堂に会することに疑問を持っている。

 今日も1.567名の内の何名位が参加していたのかは定かでないが、確かに参加者のなかには高校・大学と同じ学校に進んだ若者もいると考えるが、殆んどは市内にある7つの中学校を卒業し、今日5年ぶりに再開していると考えれば、中学校別に開催したほうが新成人にとって有意義ではないだろうか。

 数年前この疑問を決算委員会で教育委員会に質問したときがあったが、一定程度その意義を認めつつも、答弁では「同日・同時刻に開催すると市長を始めとする来賓の出席を調整しなければならない」という意味の答弁があった。

 地方では交通の便や会場の都合等から同日・同時刻に複数会場で成人式を開催する自治体は多く存在する。来賓もそれぞれ手分けして参加し祝福しているのである。

 7つの中学校別にそれぞれ実行委員会方式を取り入れ、会費制でもいいから多少の料理や飲み物を用意し、当時通っていた学区毎に行ったほうが有意義な成人式のなるのではないだろうか。

 例えば小学校時代に田植えや野菜づくりの指導してくれた地域のか方々や、中学校時代に職場体験で知り合ったお店や会社、施設の方々、地域の子供達を何時も気にしてくれている青少対の委員の方、自治会の方を交えた成人式のほうが地域の子供の成長を確認できるし、我々議員にとっても地元の入学式や卒業式に参加していることを考えれば、知っている子供の成長は嬉しいものである。さらに、新成人にとっても懐かしい学校で、当時の先生と親しく懇談できる。

 市内の新成人が一堂に会すると必ず目立ちたがり屋が登場し、全体として落ち着きのある成人式は望めないのではないだろうか。

 最後に新成人に一言だけ言いたい。世の中には病気や経済的な理由から成人式を迎えられない若者もいるのである。生きていること(生かされていること)がどれだけ素晴らしいことか、そして幸せなことなのか成人式という機会に今一度考えてみるのも20歳になったときの思い出かもしれない。

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コメント

先ほど次女が成人式から帰ってきました。

長女の成人式ではあった記念品は、本年はなかったようです。

新成人の間では「西口開発で金が無いからだ」と話されているようです。
そもそも、招待状も選挙時に送られてくるはがきのように全く無機質なものです。お祝いの気持ちを微塵も感じません。

鈴木さん、人間として恥ずかしくないですか。

私は、住民投票を求めた大人の一人として、また新成人の一人の父親として、怒りがこみ上げてくると同時に、悲しさで涙が止まりませんでした。

kodomotachinomirai のブログへの返答を求めます。

※鈴木議員佐藤、薄井両市議と同様にタコツボに逃げ込むまで、同様の「荒らし」書き込みを続けます。

オリジナル投稿 kodomotachinomirai | 2008年1月14日 (月) 16:56

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