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舛添厚労相、天下り規制強化の方針 「襟を正したい」

2008年01月12日23時44分

 薬害C型肝炎問題で厚労省幹部の天下りが国会などで批判されていることを受け、舛添厚生労働相は12日、天下りの規制を強化する考えを示した。「これだけ大きな薬害の問題があった以上、厚労省として襟を正したい」と述べた。

 薬害肝炎問題では、製薬会社から感染が疑われる患者リストが厚労省に提出された02年当時の医薬局長が、副作用被害の救済に取り組む独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」の理事長を務めていることなどが問題となっている。

 舛添氏は「薬事行政をゆがめたのではないかという批判がある。国民の目線で見て、いささかでも疑義が持たれる再就職先の決定は断じてやめたい」などと述べた。

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