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【富山】再雇用応募 電話でも 氷見市民病院 職員2次募集を開始2008年1月16日 氷見市民病院を四月から運営する金沢医科大市民病院開設準備室は十五日、現職員の再雇用に向けた二次募集を始めた。 今回は一次募集に応じなかった現職員約二百人が対象で、市の再就職のあっせんもこれが最後。一次募集時も、現職員の身分について、市と大学側の「整理退職による再雇用」と、職員労働組合側の「市職員としての派遣」の主張は食い違ったままで、現時点での応募は病院OBを含め管理職ら二十五人前後にとどまっている。 二次募集では、選考は申し込み書類の提出だけ。応募方法は書類の郵送や持参に加え、新たに、後日書類を提出するのを条件に電話申し込みでも受け付けることにした。このため、労組を介さずに個別で再雇用交渉ができ、自宅から電話一本で再雇用も可能となった。 今回までの募集に応じれば、二〇〇八年度から二年間、期末手当を含めて現在の給与を保障し、一〇年度から三年間は激変緩和措置として差額を段階的に保障。六年目からは大学が定める給与になる。これに応じなければ一般採用扱いとなり、収入面の優遇措置はなくなる。 (美細津仁志)
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