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救急医療の中心的病院 大幅減

2008年01月15日付 朝日小学生新聞

 地域の救急患者を受け入れるうえで中心的な役割を持つ「2次救急病院」が、2005年10月から2年間で174か所減ったことが、朝日新聞の全国調査で分かりました。お医者さん不足や、病院経営が苦しいことなどが原因です。なかなか病院が見つからず、手当てがおくれるなどの影響が出ています。患者さんが亡くなってしまうこともあります。

 救急病院は、軽い症状の患者をみる「1次(初期)救急」、入院や手術の必要な患者をみる「2次救急」、症状のとても重い患者をみる「3次救急」に分かれます。全国の2次救急病院は、05年10月時点で4170か所でしたが、07年10月は3996か所になりました。減り方が大きいのは福岡県の26か所で、東京都15か所、大阪府14か所と続きます。

提供:朝日学生新聞社

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