News & letters33
政治と金
政治と金の問題について連日のようにマスコミで報道されています。東洋町でも核反対運動に集まったというカンパの金について一部のものが「追求」しているようです。それがまた、町長である私にまで責任があるということで「追求」の手がかかってきているようで、誹謗中傷ビラがまかれたりしています。
その誹謗中傷ビラを「高知民報」とかいう共産党系の機関誌がそのまま掲載しています。
これについては「東洋町長澤山保太郎」名義で声明を発行し全戸配布をしていただいています。
カンパの金を町長がかすめ取ったという事実無根の中傷ビラの配布は、犯罪そのものであり、ビラの作成者、配布者に警告を発しました。
政党の機関誌が犯罪文書をそのまま大衆に配布するなどあり得べき事とは思えません。編集責任者、記者の中田某氏は町役場へ来て釈明をしてください。人のうわさでも誰の者の紹介文書であっても、その内容を人に信じ込ませる趣旨の報道は、それ相当の責任があるはずです。公職にある者について窃盗の嫌疑をかける以上、それを立証していただきます。
東洋町の各団体にに集まったカンパの金はそれぞれの団体が有効に使い、残った金はしかるべきところに再カンパというかたちで送金しています。
私が説明を受けた限りではその明細は明確です。
政党の機関誌はヘイトサイトの悪意ある匿名者と同じ手法でいいはずはありません。
「高知民報」はカンパを管理しているそれぞれの団体の責任者に取材をしましたか。
一切取材はなされていないということです。
私のところにも全く取材がありません。
一方的な誹謗中傷ビラを現地取材もなく、当事者の説明や弁明も聞かず、誹謗中傷を肯定するような報道をしていいのだろうか。むしろ「高知民報」社も誹謗中傷ビラと同等の民事・刑事の責任を取る必要も出てくるかもしれません。
中田記者に申し上げます。東洋町に出てきてください。どういう理由で誹謗中傷ビラを流布させるのか釈明してください。
中田さん、大多数の町民が新町政を支持して支援してくれています。その中には、誠実な共産党支持者もいます。また、革新系の立派な町会議員もいます。その方々は、新町長の民主的改革行政を支援してくれています。その人達の声を聞きに来てください。
利権グループは新町政に絶望です。その方々の無茶な要求は何一つ通りません。
中田さん、あなたが取り上げているビラをまいた人々がどのような人か教えてあげますから、東洋町に来てください。私だけではありません。核反対を押し通した多くの町民が待っています。
ところで、私自身は赤旗の愛読者です。中田記者がどのように私を扱おうと、私は赤旗の購読、月刊雑誌の購読は続けます。私は共産党ではありませんが、共産党の主張や、出版物を読んで参考にします。室戸市議会では、赤旗にこう書いてあるといって議場で質問もしていました。
もちろん共産党の言うことや行動で間違っていると思うことは受け入れません。
再度申し上げます。東洋町の核反対運動の各団体はカンパの金を大切にし適切に処理したということです。ただし、明細は公表しないということです。
それぞれの会員の間でだけ、その処理の仕方を協議し確認しあったということです。残余の金は町外の運動団体や、地震被災地の団体に再カンパをしたと言っています。
カンパをくれた人らにはそれぞれ事情があり秘密があります。わずかな金であってもそのプライバシイは守る必要があります。
それとも、中田さんにききます。反体制運動の人民の任意の団体は全国にたくさんありますが、その団体はすべて集まったカンパの詳細を公表する義務があるということでしょうか。
中田さん、国家権力の意志に逆らった東洋町の反対運動は、自分たちの金を出し、町外の人のカンパの浄財を使わせてもらい、誠実にも余ったお金を名前の分かる人には返送し、誰からか分からないお金はすべて他団体へ再カンパした、これ以上クリーンな団体があるでしょうか。この地元各団体にこれ以上の何を求めるのでしょうか。
東洋町のカンパを受けて処理した各団体の責任者は全員町内では人望のある方々ばかりです。カンパのお金をどのように処理したか、その方々がどのような人間なのか、現場に来て聞いて見てください。
この4月に町外から入ってきた新町長に町内各団体の会計について聞いてもすべて間接的な話ばかりです。中田さん、東洋町に入ってきて町民に話を聞いてください。ただし、自民党の集会に集まったような人のところに聞きにいってもろくな取材はできないでしょう。あなたが中傷ビラを掲載することによってどんな勢力とくっついているか教えてあげます。
新町長は、これまでどこへ出張に行っても旅費も宿泊費も何にも町には請求していません。
県庁へ行く車も大半は自家用車で燃料費も請求していません。東洋町はいろいろな人の支援を受けていますが、その交際費も町には請求していません。
私は、他人の金やカンパの金をくすねる人間ではありません。あなたのブロッグを見てある共産党議員がコメントをしていますが、無関係と言うならそれを証明せよと言う。こんな非常識な事を言う議員がいるとは思いませんでした。関係があるという者、それを流布している者が、立証責任があるのです。
あるところの窃盗事件について、いつ、どこで起こったか起こらなかったか、金額がいくらか何をもしれない事件を、いったいだれが、盗んでいない、犯人ではないということを立証できるのです。犯人だと言うなら言う人がその事実を証明する責任があるのです。もし警察が犯人でないならそれを証明せよと言うとなると、社会はたちまち権力者の思うままの暗黒社会になるでしょう。だれもそんなことを証明できる人はいません。
この原稿を書いているちょうどこのとき、中田さんから電話がありました。他の事件について資料を送ってくれと言う。直接渡してやるから東洋町の町長室へ来てください、高知民報のビラ掲載についても釈明してください、東洋町へ来てくれと要請したら、そのうち行きます、とのことでした。また、ビラがどうしたのですか、という。そのビラに東洋町長がカンパの金を取ったと書いてあるから重大なことでそれを流布しているあなたに釈明をしてもらいたいというと、お金を取ったなどと書いてはいないと思う、ビラのどの当たりですか、というので、ビラの後段ですとおしえてやったら、やっとその箇所が分かったらしい。掲載したビラの内容もよく読まずにいたようです。
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