国内金融機関も損失拡大公算
三菱UFJフィナンシャル・グループは、去年9月の中間決算で保有するサブプライムローン関連の金融商品のうち、40億円を損失として処理し、去年10月末の時点では230億円が含み損になっていると発表しました。しかし、その後もサブプライムローン関連の金融商品の値下がりに歯止めがかからず、関係者によりますと、三菱UFJフィナンシャル・グループの去年12月時点の関連の損失はこれまでのおよそ2倍にあたる500億円以上に膨らむことが明らかになりました。このほか、みずほフィナンシャルグループなどでも今後、損失が一段と拡大する公算が強まっており、サブプライムローン問題は日本の金融機関にとっても収益を圧迫する要因になっています。 |
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