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道央
しつけ、きずな…高齢者が熱弁 伊達で「朗人の主張」
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グランプリに選ばれ、表彰される岡本さん(右) |
【伊達】高齢者が豊かな人生経験に基づいて意見を述べ、今後の目標を語る「朗人(ろうじん)の主張」が十四日、カルチャーセンターで行われた。「しつけ」をテーマに持論を展開した岡本利一さん(74)=弄月町=がグランプリを獲得した。
伊達メセナ協会(岩本英男会長)が、「もう一つの成人式」と位置づけて二年前から開催している。今年は七十−八十代の男女六人が出場、五分の持ち時間で熱弁を振るった。
岡本さんは「国中でうそが飛び交っている」現状を憂い、核家族化や子供の塾通いのために、次世代に行儀作法を伝えることが難しくなったと指摘。その上で「それぞれが、人間として、してはいけないことを身につけなくては」と訴えた。やわらかな語り口、明快な論旨が高く評価された。
特別賞には田近とみよさん(83)=長和町=が選ばれた。出場者中唯一の女性で、最高齢。一年前に始めたフラダンスや、「人のきずな」の大切さをユーモアたっぷりに語り、会場の笑いを誘っていた。
また、朗人の主張に続いて「一日だけの歌声喫茶」も開かれた。来場者約八十人が、アコーディオンやギター演奏に合わせて「バラが咲いた」「青い山脈」など懐かしの曲を歌って交流を深めた。(増田智明)
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