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道南
電気暖房、湯たんぽ、保温衣類… 灯油高自衛あれこれ節約のコツ探し 函館
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テーオーデパートに並ぶ電気暖房。石油ストーブと併用する人が多いという |
原油高に伴い、灯油価格の高騰が続いている。函館消費者協会の調査によると、家庭用灯油の平均小売価格は七日現在で一○○・二○円。前年同月(七六・九六円)と比べ二○円以上の値上がりで、家計にも大きな影響を及ぼしている。灯油なしではいられないのが北海道の冬。暖房費節約のコツを探しに函館のデパートとスーパーを訪ねた。
テーオーデパート(梁川町一○)四階には、ストーブや電気カーペットなどの暖房用品がそろう。売り場担当者は「この冬は電気暖房を購入する人が多い」と話す。
扱っている電気暖房は、遠赤外線ヒーターやファンヒーターなど数種類。「すぐに暖かくなる」「持ち運びに便利」などの特長がある。価格は六千−七千円前後。
担当者は「電気暖房を使って石油ストーブを使う時間を短くするほか、上昇した暖気をかくはんするサーキュレーターを使うことも効果的」と話す。
雑貨や衣料品を使うのもおすすめ。イトーヨーカドー函館店(美原一)の家庭用品売り場には、電気あんかや電気毛布のほか、床からの冷気を断つアルミ製シートなどの防寒対策グッズが並ぶ。
人気商品は、昔ながらの湯たんぽだ。現在、売り場では電子レンジで保温剤を温める「レンジでゆたぽん」(七百九十八円)を扱っている。繰り返し使用でき、保温効果が七時間と長いのが特長だ。
肌着コーナーではガウンやはんてんなど羽織物の売れ行きが好調で、昨シーズンと比べ130%増の売り上げがあるという。保温効果のある肌着のほか、就寝時には肩と背中を冷えから守る「あんみんベスト」(二千円)を使うのもよさそうだ。
担当者は「『部屋は暖かいもの』という考え方を変えるのも一つの方法なのでは」とアドバイスしている。(佐藤いく美)
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