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内調職員が情報漏洩か 露関係者へ警視庁聴取
内閣官房の内閣情報調査室に勤務する男性職員(50)が昨年1年間、担当する業務とは無関係にロシア政府関係者に接触を図り、機密情報を漏らしていた疑いがあるとして、警視庁公安部に任意で事情聴取されていたことが15日、分かった。
公安部は容疑固めを進めており、月内にも書類送検する方針。
調べでは、男性職員は担当業務とは無関係に、旧ソ連KGB(国家保安委員会)の後継機関、SVR(ロシア対外情報庁)所属のロシア大使館員と接触して、日本政府の機密情報を漏らしていた可能性が高いという。公安部は男性職員から数回にわたり、任意で事情を聴いた。
電子データではなく、紙の資料の形で渡していたらしい。情報は防衛情報ではないとされる。
内閣情報調査室は内閣の重要政策に関する情報の収集や分析を行う情報機関。