水戸放送局

2008年1月15日 19時35分更新

ひき逃げで目撃者の男逮捕

 先月、つくば市で71歳の男性がひき逃げされて死亡した事件で、警察は道路に倒れている男性を最初に見つけた水戸市のトラック運転手の男をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
 逮捕されたのは水戸市見川のトラック運転手三程秀一容疑者(37歳)です。
 この事件は先月5日の午前1時前につくば市真瀬の県道の交差点で、隣のつくばみらい市神生の鈴木幸次郎さん(71歳)が車にひき逃げされ死亡したものです。
 この事件で三程容疑者は現場で男性が倒れているのを見つけたとして第一発見者として警察に目撃した状況を証言していましたが、事件の2日後に現場で行われていた検問を突破し、無免許運転だったため逮捕されました。
 三程容疑者は「免許が失効して免許証を持っていなかったので、検問でばれると思った」と当初、供述していましたが、さらに調べたところ「逮捕されれば家族が生活に困ると思いひき逃げしたことを言いだせなかった」と容疑を認めたことなどから15日ひき逃げなどの疑いで逮捕されました。
 警察は当時の状況についてさらに詳しく調べることにしています。