(cache) 橘紅緒　『ラブシック』-縺ｯ

橘紅緒　『ラブシック』

December 07 [Fri], 2007, 11:08

ジャケ買いっす。

ブックオフだけど、ジャケ買い･･･

かなり顔色悪いけど、いい感じのイラストじゃぁないの(^_^)

ちょっと高階さん（英田さんのDEAD LOCKのイラの方）っぽくなぁい？

好みだ///　　笹上さんという方らしい。

この本に出てくる子たち（まだ若いの･･･高校生だとか大学生）は、ものすっごいハイソな子ばっかり。

大学で”バカボンサークル”（主人公の朗命名）なんてのに所属して、イベントがあるっちゃあ集まって騒ぎまくる、という(ーー;)

高校生の朗（ロウ）と貞操観念ナシの万里（大学生）のお話。

２人は朗の姉のナホの紹介で知り合って付き合うようになるんだけど、万里はナホのことが好きだったってのがわかって、”自分は代用品？”とか一人でぐるぐるしちゃって、結局別れるの。

万里は過去にナホが好きだったワケで、今はロウが好きなのに、ロウってば勝手にいじけてすねて･･･はぁ、万里があんなにお熱なのに。
つっても、あの万里のふしだらぶりを知ってたら、なかなか信用もできないか～

この万里ってね、キャラというか、話しっぷりというか･･･
乙女攻めって感じ。
読んでて「ワガママだけど愛しくて：樹要」の【ナツ】を連想させる子なの。

話す口調がやわらかい感じに書かれてて、おっとりした雰囲気。

なので、あの表紙のシャープな男前を見るとアレ？って妄想から覚める瞬間があった。
じゃぁ、イラが樹さんならいいのか？って言うとそうじゃないんだなぁ･･･
あの世界に樹さんじゃカワイすぎる(^_^;)

あと、この話は時間軸が過去・現在と行ったり来たりでややこしいかも。

ラストはハッピーエンドです。

２人はもとサヤ。

万里の部屋のとか、ロウのバイト先のボーイズバーの店内様子が、、妄想できるほど丁寧に書かれてて、細かい作家さんなんだなぁ、って感想。

表紙の２人に一目ぼれした作品だった(^^)v