KC Poppy-23★秘密の花園

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help リーダーに追加 RSS 奈良さんだったらよかったのにね〜。「すべてはこの夜に」英田サキさんの若書きの一冊は…d(-_-)<

<<   作成日時 : 2007/10/26 05:49   >>

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画像すべてはこの夜に (CROSS NOVELS)
すみません。この画像は、うそがあります。。。
わたしが、イタズラしました…
m(_ _)m申し訳ありません。英田先生。そして、イラストを担当されました"海老原由里"先生。

ただ、嵌めてみたら見事に角度が合いましたね
左の湊(みなと)彰彦の顔は「エス」より、宗近さんにご出演願いました。
本当は、椎葉の顔と密着しているので、少し唇部分が欠けてします。
(ごめんなさい…)



向かって右の加持智充(かじさとる)は、
「天使の啼く夜」より田宮さんにご出張してもらいました。
これは、また左右逆転させただけでピッタリはまっちゃいました。察するに、イラスト(マンガ)作家さんの好まれる、斜め角度はみなほとんど一緒と言うことでしょうか






画像本当は、こちらです。
この表紙だけで言えば,、十分きれいですね〜〜。
わたしのイタズラのほうが、完全に不自然ですけど。。。(スミマセン)



なんで、こんなことをしちゃったかって?そりゃあ、決まってます〜〜。
あんまり大きい声では、言えないんですが…



挿絵のイラストが好きじゃなかったんです。



え?聞こえませんか?もう一度だけ言いますよ。



イラストが好きじゃなかったんです…。


d(-_-)<まだ、聞こえないんですか…。。。


もう一度だけですよ。。。



イラストが、好きじゃなかったからなんですよ!!




あらら、、、言っちゃいました。。。。



本当に、ごめんなさい。"海老原"先生と、ファンの皆様。。。。


ただ、う〜〜〜ん。。。この作品に限っては、ちょっと”海老原"さん向きではなかったかな??



あくまでも、私個人の好みですが。。。


「すべてはこの夜に」英田サキ(著)は、後書きで読んだら実は、デビュー前の2002年に同人誌で発表されたものと言うことです。

どうりで、、文体が今の英田さんのイメージと違っていて…。
ちょっとストーリーのイメージが木原音瀬さんに、似ている感じ。
ご本人も、「今だったら、”暗すぎる”と、断られるでしょう。」と、言っておられますが、本当に全体的に「暗い」と言うか「重い」。。。

知らない人に、木原音瀬さんの本だ。と、言って渡したら、たぶん信じると思うなあ。
(って言うのは私だけだったりして…)

だから、申し訳ないけど”海老原"さんの絵ではちょっと物語の持つ、重さと言うかイメージが軽くて、、、。やはり、ここは奈良千春さんか、もう、徹底的に、木原さんのイメージで”トジツキハジメ”さんとか、良かったかも????


ストーリー解説のほうは、師匠のケロ師匠も同時レビューを書いておられるので
そちらにお任せして、わたしは相変わらず主観をウダウダ言わせてもらいます〜。
(ケロ師匠のレビューブログです)    
http://plaza.rakuten.co.jp/kero2keroro/


このお話なんですが、主人公の加持君の容姿の表現がなかったと思うんです。
相手のは、かなり格好よくって一般人にもヤクザにも一目置かれるような迫力のある男前だったようですが、、、。
一方の、主人公たる加持くん。
かなり情けない姿で、ご登場です。恋を失い、仕事に躓き、人生に破れ、疲れ果て、、行くところまで行ってしまいました。
最後はヨレヨレで借金に追われて、罪を犯すことも余儀なし、と拳銃を懐にドアを叩きます。
その扉の先にいたのは…



英田さんは、最初はマンガ家さんだったらしく小説にも他の作家さんと違って、シチュの描写がすごく分かりやすいです。物語のドラマに絵があると言うか。非情に表現力に富んでいる部分があると思います。それと同時に、読者の想像力を書きたてる文章がとても魅力的で。。。その分、挿絵は大切なんですよね〜〜。

今回、主人公加持君に対する表現は,優しいけど主体性がなくって流されやすい体質。。。
の前に現れた時は、借金取りに負われて身も心もボロボロです。薄汚れた姿で、無精ひげまで生やして居たようです
が、ヤクザになって非情の世界で、緊張感のある中にもビシッとした世界に身を置いているときに、まったく逆の負の人生を送っていました。

その二人の再会は、拳銃を構えるものと構えられるもの。。。


過去に加持君とは、恋人関係になったようですがそこでも特に加持君の魅力は語られてないですね〜〜。
美形だったのかもしれませんが、それも書いてないし〜
優しかったのでしょう。
ただ、かなり外見的にも能力的もレベルの高いとが、なぜかひたすら彼を愛しぬいている!その理由(わけ)が、もう少しあったら説得力も違ったかも〜〜。と、思うのですが。。。(どうでしょう?)

前半と言うか3分の2までは加持君は、に不安を抱えたままの日々を送っているので、その不安感に同調するためには、確かに彼の魅力を語りすぎないほうがいいのかもしれません。


過去に囚われながらも、現在に疲れ果て加持を、憎んでいた。でも、生来の優しさ(詰めの甘さ・優柔不断さ)で、恨むことも憎む事にも疲れて、との不幸な過去のもさえも許そうとする。
でもは、そんな加持にもっと自分を憎むように仕向けるのですよね。そして、、、
「おまえはやっぱり残酷なやつだ。」と、まるで加持に、苦しめられているのは自分だ。と、言わんばかりの言葉を…。。


そこらへんがね〜〜。"海老原"さんのイラストだとそこまでの得体の知れないモゾモゾ感が伝わらないと言うか。なんちゅうか〜〜ちがうんですよ〜〜。



一転、後半は謎がスルスルと解けて行き、、、。

つか、ドラマでしたね。。描きたい!でも、ケロ師匠も書いているし…。
いやはや、本当にラストはゾクゾクしました!
これぞ、私が求めていたBLのヤクザ者のラストだ〜〜!!!って

叫びたいくらいの、ラストでした。。ほほほ



「夏の花」
後日談と言うか、の側近が、文中で語った
過去の同性との恋についての一遍は本当に木原音瀬さんか?
と、見まごうばかりでしたね。いや、けっしてけなしているのではなくて、
すごく好きな世界なんです〜

静かでストイックで、抑えた大人の世界。
そこで出会った二つ、、いえ三つの魂が優しく愛し合う。。。
二人の愛が結実した瞬間は、本編の加持カップルよりも感動したかも…!!!

いろいろ、描きたいのですが、、「夏の花」(花火かと思った)の余韻を楽しみたいので。。。
後はご想像におまかせします。


                                             



今回に限らずですが、不幸にして物語のイメージと合わないイラスト(正直に言いましょう!へたくそなイラストも。)が、惜しいことに、本当に大好きな作家さんのお話についてきてしまったときは。。。

どうしようか。。。。???すごく考えます。。。。

表紙は、とにかくカバーをかけて無視します。
読む前に、すきなイラストの本をじぃ〜〜と見て、暗示をかける。。。


一番困るのは、文中の挿絵…。。。
一枚、とにかく栞代わりの紙を持っていて必死にその挿絵を隠す
あとはひたすら、自分の頭の中で奈良さんや石原理さんなど、好きな作家さんの絵に変換する

はぁはぁはぁ。。。実は、これがけっこう疲れるんですよね〜。
わたし、かなり脳内イメージがイラストによって影響されちゃうんで…。。。

こうやって書いていて、やっと気がつきました。


出版社はあまりにも「すべてはこの夜に」のが暗いために、イメージを軽減するために、"海老原”さんを挿絵に使ったのかなあ?と。。


今日も自分の浅さを知ったぜ。(でも、やっぱり奈良さんに書いてほしかったよ。」
この本が奈良さんのイラストなら、完全マイコレするのですが、、
今回はオークションに放出決定です。


         
 

あらすじ
お前はやっぱり残酷な男だ。
「選ばせてやるよ――このまま撃たれて死ぬか、俺に縋って土下座で許しを乞うか」
平凡な生活から一転。熾烈な借金地獄に堕ちた加持に残された道は『ある男を撃つ事』。だが、狙いを定めた先に現れたのは、忌まわしい過去の男・湊だった。
端整な顔立ちの男は十年の時を経て、冷酷な雰囲気を纏う極道になっていた。そして、捕らわれた加持は凌辱されてしまう。与えられる痛みの中に昔と変わらぬ執着の色を感じた加持は戸惑い……!?



いや〜〜。イラストって。本当に難しいですね
すべてはこの夜に (CROSS NOVELS)

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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
poppy-23様☆こんばんは♪

poppy-23様、このオイタ凄いですよ〜!!!!一瞬アレッ????って見比べちゃいました(o^-^)b みごとにピッタリ☆
ウソ作品の表紙を紹介されたら、それが本物って思ってしまいそうデス
文章とイラストのアンバランスさ・・・たまに感じることがありますぅ(T_T)
poppy-23様の記述がまさに専門家の目の感想、納得しながら記事を拝見しちゃいました poppy-23様が編集部で漫画家さんとイラストレーターサンをチョイスしたら
売り上げ倍増ですわ!!! 
やっぱり、文と絵が適材適所でなければですよね(^_-)-☆
沢山のBLノベルズを読まれているpoppy-23様のご意見は的をついていて読者を代表しての意見ですね
いつもコメントを参考にさせていただいていますぅ(#^.^#)
ケロサマのところを先ほどチラッとお邪魔しました〜!!!今度はじっくりお邪魔してきますε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ
ゆの
2007/10/26 21:27
あはは・・poppyさん、海老原由里さんがダメだったんだ?
私は大丈夫でしたよ。
でも、poppyさんはエライですよ・・私は苦手なイラストレーターさんだったら読めません。
だから、英田サキさんの作品でも、相手が桜城ややさんのは読んでいません。
ごめんなさい・・桜城ややさん(>_<)
絵がマシな時もありますが・・あの『受け』の情けない顔は、私には無理なんですっ! 許してっ。
ケロ
2007/10/27 02:39
すみません、続きです。
今回の加持ですが・・、本当に外見や性格が良い等の表記がないですね。
さすがpoppyさん鋭いですねぇ〜。
私の腐った頭は『受け』は絶対すこぶる美貌だと決めつけていますので、自然とそう見ていたのでしょう・・そこはあまり気に留めませんでした。
そして何より、話の展開が面白かったから誤魔化されました。(笑)
情けない加持ですが、最後にみせた包容力には萌えを感じましたよ。
加持が撃たれる前の晩、二人の心が通じて燃え上がった時、加持は「お前を抱きたい」と言いました。
普通、受けは言いませんよぉ!
これにはヤラレました・・まいりましたっ。
なんやかんや言っても、加持は姐さんになる素質充分だと私は見ました。
その後の話を続けていけば、どんどん魅力的なキャラになることは間違いないと思いますが・・。
ケロ
2007/10/27 02:42
コメントは500字以内にしてくださいと言われました。(笑)
すみません、またまた続きです。

>つか、ドラマでしたね。。描きたい!でも、ケロ師匠も書いているし…。

poppyさん、ストーリーを書かないで感想は難しくないですか?
あらすじも書く人よって違った見方をするから・・同じものを書いても面白いと思いますよ。
その人のとらえ方で、ストーリーが変わるとまでは言いませんが・・重要ポイントだとか感動シーンだとか違ってきたりして違った「あらすじ」になると思います。
そういうところもあって・・私は自分の読んだ作品を、他の人が書いたブログで見るのは楽しいです♪
ケロ
2007/10/27 02:44
ゆの様☆おはようございます。。
>このオイタ凄いですよ〜!!!!一瞬アレッ????って見比べちゃいました(o^-^)b 
ありがとうございます。実は、前からやってみたかったのですが、今回シンルな表紙だったので、、これはできるかな!?と、そっちのほうがメインで、。でも、なかなか、ばっちりの差し替えイラストってないんですよね〜。
>文章とイラストのアンバランスさ・・・たまに感じることがありますぅ(T_T)
そうなんですよ、たまたま、今回英田さんと海老原さんのカップリングで記事にしましたが、海老原さんならまだ冷静に話ができる範囲なんです。
今までに、頭が沸騰しかけたくらい「何じゃ、このイラストは!誰が、書かせたんじゃ!責任者呼んでこ~~い!」と、叫びたいくらいひどい挿絵の本は幾多あることか。。。!
本当は、今回は、後半の「不幸にして好みでない挿絵がついていた場合の対処方」で、話をまとめたかったのですが。。。うっかり、このお話がよかったもので。。。すみません。海老原さんも、嫌いではないのです。
ケロ師匠のブログ、読んでいただいてありがとうございます。
poppy-23
2007/10/27 06:55
ケロ師匠☆こんばんは。
コメントありがとうございます〜。
いや〜〜師匠のレビュー最高でした。もう、ばっちりって感じで!
わたしも、師匠のレビューにコメントした言葉が、今回の内容に対する
感想そのもの!だったので、こちらは挿絵のこと、オンリーで行こうと思ったのですが、気がついたらちょっちだけ内容語っちゃいました。
海老原さんも嫌いじゃないんですが、今回の本にはどうなのかな?って。。。
特に、あの加持の「無精ひげ」の部分が、、、(≧へ≦)。あれが、最悪〜!
で、、、。それに、感動のラスト近くで湊が、加持を抱いて号泣するシーン。
(-"-;)あれも、ちょっといやだったかも…。
>英田サキさんの作品でも、相手が桜城ややさんのは
ははは、すみません。それも、落札しちゃった。。桜木さんも、ご自身のコミックは好きなんですが、たしかに、あの「受け」顔はちょっといやかな?
必殺、脳内変換でがんばります!
poppy-23
2007/10/28 00:44
ケロ師匠☆わたしも500字オーバーです。
>情けない加持ですが、最後にみせた包容力には萌えを感じましたよ
そう!終盤はすばらしかったです!前半のウルトラ情けない加持から
すべてを知ってしまった。加持の変貌の仕方はすばらしかったですね〜〜。
巻末の、書下ろし一遍にいたっては)♪.....((((*^o^)ノノですね〜〜。
湊のデレデレぶりは、、、ははははははは〜。
>ストーリーを書かないで感想は難しくないですか?
今までも、すごく苦手な挿絵の本が何冊もあって、、その度に、今回はこのイラストでレビューを書いてやる!と、思いつつ。。できなかったので。いっぺん、やりたかったんです。本当に書きたかったのは、
後半以下の「不幸にして物語のイメージと合わないイラスト」の対処法
が、メインだったのですよ〜〜。(できてねぇ〜〜)
>その人のとらえ方で、ストーリーが変わるとまでは言いませんが
そうですね。たくさんの人のいろんなレビュー読み比べるのも、好きですね。師匠のブログもいつも参考にさせてもらってます〜。
わたしも、拙くってダラダラした文章ですが、、恥を承知でがんばります〜/~
poppy-23
2007/10/28 00:55
poppy-23様☆こんばんは

うっ!そういうのもたまにありますね。
でも描く側にとっては厳しいお言葉。。。(汗)
難しいですね〜挿絵って自分のイメージと作家さんのイメージが
合わないと違いますよね。
確かに思い話しに思いイラストは退いてしまうこともありますね。
現に私はイラストで本を買う人です(苦笑)
でも、この受けはリバ?(←最近覚えて使いたかった言葉)
るる
2007/10/28 02:06
るる様★お疲れ様です〜。
>描く側にとっては厳しいお言葉
うっ!そうでした。書いていらっしゃる人は複雑ですね。
絵は、好みありますから。。。本当は、やっぱり編集の段階で
この作家のこの作品には、この挿絵が会う!って、選択する、その手腕が一番大切だと思うんです。作家さんは、それぞれのオリジナリティーがあるので
カップリングをする編集に文句を言うべきですよね。
それと個人的思い入れですね。例えば、わたしはるる様が大好きなので、
るる様がもし、挿絵を書かれたら、小説が気に入らなければ、
「るる様のイラストにこの文章は絶対無い!」と、言う書き方をします。
立ち位置によって、ものの見方は変わりますよね。
>この受けはリバ?(←最近覚えて使いたかった言葉)
はは〜・リバじゃないんですよ|・受けのまま。でも、私も、「攻めるかい」と、思いました!
poppy-23
2007/10/28 03:15
初めましてpoppy-23様!
いきなりですがコメントです〜〜。
今回の英田先生の作品は少し暗めでしたよね。
poppy様は海老原先生のイラストが苦手なんですね、私は普通です。
でも、イラストレーターさんが苦手な方だと買おうっ!って気が半減しますよね〜その気持ち分かります。
でも、好きなイラストレーターの方が挿絵をしてる本を見つけたら買っちゃうってことないですか?私結構ありますvv
私はイラストレーターさんの中では高階佑先生が1番好きなので、(もちろんなら先生も大好きですv格好いい色気がありますよね〜v)高階先生が挿絵をしていたらあまり好きではない作家さんの作品も買ってしまうかもしれません・・・

2008/01/03 12:55
優さま☆こんにちは。はじめまして。
コメントありがとうございます。
海老原さんのイラスト、すみません。マンガ家としての海老原さんは
嫌いじゃないんですよ。むしろ、好きなくらいなんですが。
(デキる男シリーズの印象が強いかな?)今回の、英田さんの
作品のイラストがちょっと。。だったんです。
特に、最初のころの無精髭でダレているころの”加持”の顔は…。
ちょっと頂けませんでした〜。それに、湊の泣き顔も。。。
>好きなイラストレーターの方が挿絵をしてる本を見つけたら
>買っちゃうってことないですか?
あります。バリありですね。実相寺さんとか石原理さん、奈良千春さんは
よほどのことがない限り、絶対買います〜〜!!
優さんは、高階さんが好きなんですね。好きな作家さん同士がコラボだと
発狂しそうなくらいにうれしいですね〜〜。
また、素敵なイラストの本があったら、教えてくださいね。
poppy-23
2008/01/03 16:24

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