PCで、お小遣い稼ぎ。なかなか貯まらないけど、まあ、塵も積もれば・・・。
もう、HP作ろうとか、アフィリで稼ごうなんて気持ちは消えつつあります。
IEのお気に入りにはポイントサイトだらけ。。。
では、話の続き・・・
平成15年3月29日、今までずっと胸の内に秘めていた想いをOさんに
告白してしまった。誰にも打ち明ける事はないと思っていたのに、『転勤』と
いうアクシデントが、私を動かしてしまった。
でも、Oさんは私を拒むわけでもなく、泣いている私を、ただ抱きしめてくれた。
もう、涙が止まらない。嬉し涙か、寂しくて泣いているのか、自分でも解らない。
泣きじゃくった顔で帰るわけにもいかず、しばらく一緒にいた。
もう、時間が遅くなったので帰ろうとした時、Oさんは「僕がおらんくなっても、
O局で頑張ってね」と言った。その言葉に、乾きかけていた涙がまた流れた。
Oさんは、私を抱きしめ、キスをした。
私は心臓が爆発しそうなくらい、ドキドキした。
そして耳元で「ケーキ食べに行こな」と。私は無言でうなずいた。
Oさんは「メールはいつでもできるから。転勤するけど、僕はどこにも行かないから。
ちょっと長い出張に行ってくるだけやよ」と言った。「長い出張?」訊き返した。
「うん。2年くらい待っといて。希望調書にO郵便局って書いて、戻ってくるから」
と言ってくれた。私は泣きながら、うなずいた。
OさんがO局に帰ってくるまで、O局で頑張ろうと思った。
涙を拭いて、Oさんと別れた。自分の車に乗って、Oさんと一緒にO局の駐車場を出た。
私は信号を左折。前を走るOさんはハザードランプを点灯してくれた。
アパートの駐車場に着き、鏡で顔を見た。涙でボロボロ。化粧を少し直した。
すでに、2時前。アパートの玄関をソーッと開け、小さな声で「ただいま〜」と言った。
Tはゲームをしていた。
「ごめんね。遅くなって。ご飯食べた?」と訊いた。
Tは「おう。こんな時間まで、何しとったんや?」と訊いてきた。
私は「G(ファミレス)で、Oさんと一緒にCさんに本人確認法を教えてたの」と言った。
Tは「3人でか?」と訊いてきたので、私は「うん」と答えた。
Tは「ええ身分やの〜。俺かて、局に行ってしたい仕事あるのに」と言った。
私は「私も早よ帰りたかったんやけど、Oさんの車で行ったから、2人が帰るまで
帰れへんだん。Cさんもかなり不安そうやし、仕方ないやん。ごめんね」と言った。
Tは「台所、片付けとけよ」と言った。いつもなら、ムカつく言葉なのだが、唇に残った
感触が、怒りを覚えさせない。
台所を片付け、お風呂に入った。
Tは私がお風呂から出てくるまで、ゲームを続けていた。
私はお風呂から出て、布団に入った。Tもゲームを終わって、布団に入った。
Tはそれ以上、何も言わなかった。サッカーのゲームをしていて、勝ったらしく「よっしゃ」
と言って、布団に入っていた。
この人の大切なものって何なんだろう?と疑問に思った。
私は布団に潜り込み、キスの感触を思い出しながら、内心、ニヤニヤしていた。
翌朝、日曜日。
Tは朝から、またゲーム。
私は、朝食を子ども達に食べさせ、洗濯して、天気が良かったので、布団を干した。
Oさんとキスをした事で、いつもはできないような家事も、何故か身体が動く。
Tへの罪悪感もあったからかもしれない。
いつもなら、ゲームばかりしているTに腹が立つのだが、今日は別にどうでもいい。
勝手にしやがれといった感じだ。
引越してきて、引きこもりになった頃から、Tに対する恋愛感情は消えつつあった。
ただの同居人のような感じ。それが、もう終わったなと思った瞬間だった。
続きは明日・・・