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米太平洋軍司令官「いつでも台湾海峡通過」

2008.1.15 12:29

 米太平洋軍のキーティング司令官は15日、北京の米国大使館で記者会見し、昨年11月の米空母キティホークによる台湾海峡通過について「国際海域の自由航行権の行使」と述べ「必要があればいつでも海峡を通過する」と強調した。

 この問題では中国側が「重大な関心」を米国に伝達、慎重な対応を求めていた。

 司令官は14日の中国軍幹部らとの会談で、キティホークなど米艦船が昨年、香港寄港を相次いで拒否されたことについて「不満」の意向を表明、今後の米艦船寄港に関しては中国側が「前向きな対応を取る」と答えたことを明らかにした。

 同司令官はまた、中国軍による長距離弾道ミサイルと巡航ミサイル増強、衛星破壊技術について「懸念を持っている」と表明。潜水艦の増強についても「目を見張る内容」と述べ、中国が軍装備強化の意図などについて透明性を高めるよう求めた。台湾問題については情勢を注視するとした。

 また、5月にタイで行われる合同軍事演習「コブラゴールド」に中国軍のオブザーバーとしての参加を打診、前向きな回答を得たことを明らかにした(共同)

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