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米軍艦への威嚇はいたずらか

この問題は、今月6日、アメリカ海軍のフリゲート艦など3隻が中東のホルムズ海峡にさしかかったところ、イラン革命防衛隊の高速艇5隻が急接近して敵対的な行為を取ったとされるもので、アメリカ政府は、イラン側が無線で「今から爆破する」などと威嚇している音声が入った映像を公開し、挑発的な行為だと強く非難しました。これについてアメリカの軍事専門紙「ネービータイムズ」は13日、「爆破する」という威嚇は、イランの高速艇から発信されたのではなく、外部からの無線によるいたずらの可能性があると伝えました。ネービータイムズは、中東では無線を傍受して交信に割り込むいたずらが頻発していると指摘しています。これに関連してバーレーンのアメリカ海軍第5艦隊の報道官は「無線がどこから発信されたものかは確認できていない」と述べて、外部からの無線によるものだった可能性を排除はしませんでした。イラン側は当初から威嚇などは行っていないと主張しており、爆破警告が外部から発信されたことが事実だとすれば、アメリカ政府の対応に批判が強まることも予想されます。
もどる1月15日 9時35分
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