大森は14日、名古屋幹部と会談し、FC東京へ移籍したい意向を正式に伝えた。複数年契約の最終年を残しており、名古屋は強く慰留する姿勢だが、大森の意志は固く移籍へと傾いているようだ。
大森は守備的ポジションならどこでもこなせる能力が魅力で、鋭い読みを生かしたクレバーなプレーが特長だ。名古屋在籍10年目の昨季は、主にCBでリーグ戦31試合に出場。精神的支柱として守備ラインに欠かせない主軸だが、監督交代に絡む問題などでクラブに対して不信感を募らせており、移籍する可能性を視野に水面下では話し合いが進められているもようだ。FC東京は補強ポイントと合致する大森の実力を高く評価している。
大森は「チームを出ると思う。いろいろ思うところがあるので」と、FC東京への移籍を示唆する発言をしている。