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【ゆうゆうLife】医療 妊娠・出産のお金…賢く使う公的助成(中)充実化への取り組み (2/6ページ)

2008.1.15 08:14
胎児の診断に欠かせない超音波検査を受ける妊婦=東京都多摩市の日本医科大学多摩氷山病院胎児の診断に欠かせない超音波検査を受ける妊婦=東京都多摩市の日本医科大学多摩氷山病院

 妊婦健診とは、妊娠初期から出産前にかけて行う内診や超音波、血液などの定期検査。遠藤さんの住む自治体では公費助成、つまり無料で受けられるのは2回。しかし、同じ茨城県内でも、牛久の公費助成は3回、高萩、石岡、東海は5回に上る。

 妊婦健診は平成9年の母子健康法改正で、国が負担していた2回分の費用が10年度から地方交付税として一般財源化され、市区町村事業になった。

 茨城県内の各市町村は来年4月を目指し、妊婦健診5回分、計3万円を上限に公費負担する方向で調整を進めている。県の担当者は「全市町村の足並みがそろうか分からないが、努力をお願いしたい」と話す。

                  ◇

 厚生労働省は妊婦健診について、(1)妊娠初期から23週は4週間に1回(2)24週から35週は2週間に1回(3)36週から分娩までは週1回の計14回、受診することが望ましい−とする。

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胎児の診断に欠かせない超音波検査を受ける妊婦=東京都多摩市の日本医科大学多摩氷山病院
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