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【ゆうゆうLife】医療 妊娠・出産のお金…賢く使う公的助成(中)充実化への取り組み (1/6ページ)

2008.1.15 08:14
胎児の診断に欠かせない超音波検査を受ける妊婦=東京都多摩市の日本医科大学多摩氷山病院胎児の診断に欠かせない超音波検査を受ける妊婦=東京都多摩市の日本医科大学多摩氷山病院

 ■健診の補助 充実化への取り組み

 健康保険が適用されないのは分娩(ぶんべん)・入院費だけではありません。母体や胎児の健康確保に欠かせない妊婦健診の費用も一部を除き、自己負担です。国は昨年、受診促進と若いカップルの負担軽減のため、2度にわたり、自治体に妊婦健診への補助を充実させるよう要請しました。財政難にあえぐ自治体も前向きに対応し始めています。(横内孝)

 「えっ、住んでいるまちによって、無料で受けられる妊婦健診の回数が違うなんて、知りませんでした。健診代は結構な出費ですから、助成が増えれば、その分を食費にでも回すことができます。早く増やしてほしいです」

 来月、第1子を出産予定の茨城県に住む遠藤葉子さん(29)=仮名=は残念そうに話した。

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胎児の診断に欠かせない超音波検査を受ける妊婦=東京都多摩市の日本医科大学多摩氷山病院
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