総社市図書館では昭和57年の開館以来、灯油式の空調設備を使用し続けていました。しかし、年々補修工事が増え、老朽化が進んできたことから、更新することになり、館内におよそ40ある室内機などの更新工事が始まりました。更新により、灯油式から電気式となります。灯油式では温度設定ができませんでしたが、更新により温度管理ができるようになり、ランニングコストも削減できると見ています。この工事に伴い、臨時休館中の図書館サービスは次のようになります。
■資料の返却については本は期間中も返却ポストへ返却可能です。CDとビデオは1月25日の開館を待ってカウンターに直接返却してください。
■予約と問い合わせは期間中は受け付けていません。ただし、期間中に受けたインターネット予約・Eメール予約は1月25日以降の処理となります。
■県立図書館のインターネット予約資料については期間中は総社市図書館では受け取り・返却ともにできません。東・西・昭和・山手・清音公民館ではこれまで通り可能です。
■自動車文庫は臨時休館中も通常通り運行されます。
会場には倉敷青年会議所の会員をはじめOBや近隣の青年会議所などからおよそ180人が出席しました。第53代の理事長に就任した岡裕二郎さんは今年のスローガンを「創造者たれ」と決めたうえで「コミュニティの再生」と「環境問題」の2つに積極的に取り組みたいと話しました。倉敷青年会議所は青少年健全育成や経営者としての資質向上など12の委員会に分かれて街づくり活動を続けています。しかし最近では他のNPO団体や市民グループも街づくり活動に活発で、倉敷青年会議所は様々な街の問題を行政に提言するなどの積極的な行動が求められています。このあと鏡割りが行われ出席者たちは全員で乾杯して今年1年の互いの健闘を誓い合っていました。
倉敷市水島の慈愛幼稚園で行われた解団式には、ミュージカルの出演者やスタッフなど関係者およそ60人が参加しました。オリジナルミュージカル「くらしき物語」は、倉敷市文化連盟の創作舞台育成事業として去年12月に行われ、オーディションで選ばれた市民37人と一般公募の市民など総勢90人が参加しました。熱のこもった公演からおよそ1ヶ月。解団式に参加した出演者らは、他のメンバーたちと久しぶりに再会し、公演のときの写真を見たり、観客のアンケートを読んだりしながら、思い出話に華を咲かせていました。倉敷市文化連盟会長の室山貴義さんは、「今後は、児島や玉島など他の地区を題材にしたオリジナル作品を作り、市民参加型のミュージカルを継続させていきたい」と話していました。
女子の決勝は、玉野光南と総社南の一戦となりました。総社南は、立ち上がり、リズムに乗れない玉野光南を攻め連続ポイントで2点を先制します。しかし、これで目が覚めた玉野光南は、5連続得点であっさり逆転すると、去年から主力で活躍するキャプテンの西原、高橋を中心に攻撃を展開し、点差を広げていきます。後半に入ると総社南も反撃しますが、前半のリードで試合を優位に運んだ玉野光南が、20対11で総社南を下し、3年連続4回目の優勝を果たしました。また、東岡山工業と総社の対戦となった男子は、終盤までもつれる展開となりましたが、僅差で総社の攻撃を振り切った東岡工が2年ぶりの優勝を決めました。なお、上位2校は、全国選抜大会出場をかけて来月8日から山口県周南市で開催される中国大会へ出場します。
「とんど焼き」の会場清音公民館には、それぞれの家庭から持ち込まれたしめ飾りや注連縄、門松、書初めの習字などが竹のやぐらに置かれました。この「とんど焼き」は、正月の伝統行事を伝承し、住民同士の交流の場にしたいと3年前から住民ボランティア「清音このままでえ宴会」が、企画・運営しています。神事のあと年男、年女が櫓に火を付けると参加者は煙や炎と供に天に舞い上がる「歳神さま」を見送り、今年一年の無病息災を祈りました。また参加者には300個の紅白の餅やみかんが配られ火にあたりながら、餅を焼いて食べるなどして体を温めていました。
岡本悍久さんは、19年間の新聞記者生活後洋画家に転身し、今年、画業35周年を迎えます。岡本さんは、これまで、「生と死」をテーマにした「白と黒」や「白と白」の無彩色の作風を追求してきました。しかし、最近では、「現代に生きていることをより鮮明に表現したい。」と、色彩を加えた有彩色の世界へと作風を変えています。今回の個展は岡本さんの作風の変遷を一度に感じ取ることができる展示となっています。ピカソに代表されるキュビズムや超現実主義といわれるシュールレアリズムを探求した初期の作品から色を取り入れた現在までの油彩・アクリル画など32点が展示されています。岡本悍久さんの絵画表現の足跡をたどることができる個展は、今月16日まで倉敷市児島下の町フジワラ石材工房展示場2階ギャラリー未来で開かれています。