小島　茂（学歴ネット主宰者）

　イオンドが朝日新聞社および松永記者に対して狂気の抗議通知をＨＰで公開している。
録音テープによると、松永記者は約束した通りにイオンドの言い分を公正どころかイオンドに有利なように載せている。

　朝日新聞記事（１月６日）の当方の主張は以下のみである。

●社会的に通用しない学位の発行機関はイオンドをはじめ数十ある。
●非認定校は米国には３００近くある。

　それに対し、イオンド（（丹羽豊と高橋斎なる人物が対応）の主張には遙かに多くのスペースを割いてあげている。

●文科省の管轄する大学ではない（イオンドの主張）
●総合学部や国際関係学部、未知現象研究学部、催眠学部を置いている（イオンドのＨＰ）　
●小島教授から誹謗中傷を浴びされ、迷惑している。（イオンドのいつもながらの被害主張、転倒語法）
●キャリアアップを目指す社会人に門戸を開くのが狙い。
●社会経験を評価して単位に置き換えている。
●名誉学士号、名誉修士号、名誉博士号を与えている
●非認定校と知った上で学位を受けて何が悪い。
● いろいろな大学の形があっていい。

　イオンドの主張はイオンドのＨＰやパンフに書かれているものもふくまれており、松永記者は取材の中で念を押している。

　イオンドは録音テープの中で以下のような誹謗中傷、名誉毀損をおこない、虚偽情報を流布し、さらに自らニセ学位を発行している事実を暴露してしまっている。

●池田大作は（ニセの）２３０の学位をもっている。高校中退だからね、あの人は。（注：イオンドは創価学会や韓国・朝鮮を誹謗中傷し続けている。学歴差別は許されないと主張しながら、自ら高校中退者への差別発言をしている。学歴差別は人種差別と同じく人間の恥ずべき犯罪と断罪しながら、自から公然と民族差別をしている。イオンドの韓国・朝鮮蔑視・差別の証拠はこちらにもある。　

◇IMPEACHMENT ◇　Professor Shigeru Kojima of University of Shizuoka is notoriously discriminatory in educational backgrounds.　He has been doing vices of maliciously discriminating college graduates from high school graduates, famous universities from unknown universities and those accredited from those nonaccredited in America in impudent violation of the Civil Law and the School Education Law of Japan. Such discriminations of educational backgrounds are as shameful a crime of human being as a sexual or a racial discrimination. 　Let’s stop it !
(IOND University Hawaii　のＨＰの電光掲示板に記載）

　誇りを傷つけられた創価学会関係者と韓国・朝鮮系の人々はイオンドに強く抗議すべきだろう。それ以外の読者は、創価学会と韓国・朝鮮系団体にどんどん通報すべきだろう。

抗議先：

〒166-0003　東京都 杉並区 高円寺南 2-35-15
IOND University 法務課・広報課（花月ビル４Ｆ）
TEL : 03-5307-3061　 FAX: 03-5307-6652
E-mail : crct@iond-univ.org ）

●ニセ学位でも出世した人は立派。採用した方が悪い。それを差別するのを学歴差別だ。（注：ニセ学位を肯定する論理を展開している）

●イオンドでは名誉博士号を得た人はボランティアの教授になる。教授は講座を持ち、学生をつける。授業料は（その教授とイオンドで）折半する。（注：こうしたことは日本の大学では認められていない）

●中卒は永遠に中卒だ。博士（のが偉いから）に従えと小島さんは言うわけだ。（注：そうした発言をしたことはなく虚偽情報である）

●看護婦は１０年やったら医師（準医師）にしたらいい。（注：こうしたことはどの国でも認められていない）

●小島は性格的に問題がある。あんな人はどこもお断りだ。うちだったら絶対教授に採用しない。（注：イオンドは大学として認められていないので、教授と言うこと自体矛盾している）

●小島は（イオンドの営業行為は）法律性の問題はないと言い出した。倫理的な問題だと。（注：イオンドはハワイ州法違反でハワイ州から訴えられ、現在も訴訟中である）

●私（＝丹羽豊）もサミット大学の博士号を持っている。（注：サミット大学はディプロマミルとみなされている。イオンドのオーナー兼総長の肩書きを持つ中杉弘（＝実名、黒須英治）氏もサミット大の博士号を持っている。）

●非認定の学位を持っている人は日本には１万人以上いる。（注：非認定校の大多数、９割以上はＤＭと考えられるので、イオンドの主張通りなら９千人以上のニセ学位をもっている人が日本にいることになる。）

●検定試験による歴史学博士というのがある。それも博士。いろんな博士号があっていい。（注：大学での博士号とは検定試験で得られるものではなく個人の高度な学術的研究業績にあたえられるものである）

●社会経験の単位化はイオンドの一つの特徴。もう一つは学問の中身。既存のアカデミズムとは違う。手相占いでも星占いでも足裏診断でもイオンドでは学問。それが学問の自由。
（注：こうしたことは学問とは言わず学界では、非学問や似非科学に分類されている。そもそも憲法にいう学問の自由とは非学問や似非科学をやる自由をいうのではなく、国家を論じるに当たって国家権力の圧力から自由にやれるという意味であって、イオンドの主張は我田引水の曲解に過ぎない。まっとうな大学人は恥ずかしくてこうした発言はできないし、したら大学人であることを疑われる）

●文科省から電話がかかってきて名前を大学からユニバーシティに変えたらどうですかと言ってきた。そうしたら一切の問題はないと。イオンドはお上に逆らうものではないのでそれに従って株式会社のIOND University と名乗っているのだ。（注：イオンドはＤＭが日本で生き残る智恵を文科省からさずけられたと主張している。これは文科省がディプロマミルの存在を容認、教唆した発言とも取れ責任問題に発展する可能性もあるので、マスコミは文科省に早急に真偽を確認する必要がある。文科省がそうしたことは言っていないと回答すれば、イオンドは虚偽情報を流布したことになる。
　また、調査阻止を狙ったイオンドが文科省に電話で圧力をかけ、文科省が何らかの形でその影響を受け、調査および調査結果を曖昧にしたことも可能性としてはありうるので、その因果関係も明らかにする必要がある。

●学生にはレベルを見てテキストを選定する。たとえば英作文を出す。それを見て中学レベルならそれに相応しいテキストで勉強させる。（注：大学は高校レベルを終了した学生を対象にする）

●イオンドには教授が３２０名、職員が２０名、学生が１００名いる。（注：教授の中には名義貸しや架空のものがふくまれている）

●ハワイ政府から、「おまえら学位を発行しただろう？」といわれ、「ハワイでは発行していませんよ。日本で発行しているんです」といっている。（注：日本では文科省が認可も認定していないので学位発行の法的根拠はない。またハワイで非認定校はハワイ州認可として学位を発行できない。つまり、この録音テープで、イオンドはニセ学位を発行していると堂々と言っているのである）

446E-5 禁止される行為
（ａ）どの非認定機関も、その活動がハワイ州の許可、認可、規制を受けていると示したり、示唆したりしてはならない。非認定機関から管理者が文書を受領することが、管理者がその提出を適正と認めた証拠と解釈されてはならない。
（ｂ）米国司法協会から認定を受けていない機関は、法学博士（Ｊ．Ｄ．）、法学修士（ＬＬ．Ｍ．）、その他相当する学位を発行してはならない。
（ｃ）医学教育連絡委員会から認定を受けていない機関は、医学博士（Ｍ．Ｄ．）、その他相当する学位を発行してはならない。
（ｄ）ハワイ州内に事務所を持ち、少なくとも一人ハワイ州内に居住する従業員がおり、教育カリキュラムの一部であるコース要件を果たすためにその運営の各学年に、少なくとも25人がハワイ州内で就学しているのでなければ、非認定機関は学位を発行してはならない。（ｅ）本章のすべての要件に沿っているのでなければ、ハワイ州内で若しくはハワイ州内から運営する、又はハワイ州内に存在を有する、非認定機関は、学生から若しくは学生に代わって、授業料やその他の料金を受け取ってはならない。
（ｆ）非認定機関は、どのカタログ、広告、教育契約の書面の中でも、将来認定を受けるべく申請中と記してはならない。
http://khon.at.infoseek.co.jp/daigaku/hw446e.html#5　より引用


　松永記者は、心優しく寛大にもこうしたイオンドの不利になる発言は一切記事にせず、イオンドに有利な主張のみを掲載してくれた。また売られる博士号というタイトルも、イオンドは名誉学士、名誉修士、名誉博士といっているので、イオンドのことよりもクレイトンやパシフックウエスタンの博士とも読め、イオンドに言い逃れを与える余地までつくってくれている。イオンドは朝日新聞および松永記者に感謝はしても逆恨みする筋合いはまったくない。今回の抗議通知や録音テープの公開は全くのお門違いで自らの墓穴を掘るものである。

　尚、朝日新聞が雑居ビルと書いたことにもイオンドはクレームをつけているが、花月ビルにはユナイテッドジャパン株式会社やソフトジャパン株式会社なども入居しており誰の目にも雑居ビルであることは明白である。

　この録音テープはイオンドの学位商法証拠満載なので、読者はイオンドがテープを削除する前にしっかりと録音しておくことを薦める。なお、主にしゃべっているのはこのブログで常連の丹羽豊なる人物である。